>フェラーリ

え・・・?フェラーリF40が族車に?竹ヤリ出っ歯に日章旗風、シルエットフォーミュラっぽい暴走族カスタムを見てみよう

え・・・?フェラーリF40が族車に?竹ヤリ出っ歯に日章旗風、シルエットフォーミュラっぽい暴走族カスタムを見てみよう

| 安心して欲しい。これはバーチャルでの出来事だ。だがしかし現実世界でこれをやると非難轟々なのは間違いない |

「現実には起こり得ない」からこそボクらはこういったカスタムを見て楽しむことができる

さて、これまでにも「ローライダー風のフェラーリF40」など、様々なバーチャルカスタムを公開してきたアビメレック・デザイン。

現在は数々のこういった「バーチャルカスタム」アーティストが存在しますが、それぞれ作風に特徴があり、「未来風」「架空のグレード」「オフローダー化」「ボディ形状の(クーペからワゴンなど)変更」「エクストリームなチューニング」など様々。

ただ、それらの中でもこのアビメレック・デザインは「もしかしたら、本当に誰かがやってしまうんじゃないか」というような、妙にリアリティのあるデジタルカスタムを得意としています。

フェラーリF40のローライダー風カスタム
まさかのフェラーリF40を「ローライダー」に!1970年代風カスタムが施された秀逸なレンダリングが公開

| このローライダー風カスタムは今見るとむしろ新鮮だ | さて、フェラーリF40といえばもはや伝説になってしまったスーパーカーですが、そのフェラーリF40を「1970年代後半に流行ったローライダー」風 ...

続きを見る

やはり「日本」の文化は大人気

なお、こういった様々なアーティストの中で大人気なテーマが「日本」。

日本の風景、日本のナンバープレート、日本ならではのレーシングカーの(スポンサーカラーの)カラーリングなど様々な要素が取り入れられていますが、これはやはり「ワイルド・スピード」や「リバティウォーク」がその人気を加速させたのかもしれませんね。

Ferrari-F40 (5)

そして中でも高い支持を誇るのが「暴走族」というテーマ。

日本特有とも言える「族車」カスタムは欧米で非常に高い人気を誇っているようで、これまでにも族車を日本から輸入したユーチューバー、そして族車カスタムを行うリアルショップ、そしてもちろんレンダリングアーティストも多数存在します(Bousou-Zoku / Bosozokuとして英語圏では知られている)。

そして今回アビメレック・デザインが公開したのが「族車カスタム」のフェラーリF40というワケですね。

Ferrari-F40 (7)

ジャスティン・ビーバーのカスタムした奇妙なロールスロイス
【動画】未来に行き過ぎ!ジャスティン・ビーバーがカスタムしたロールスロイスが目撃される。どうやって曲がるのコレ?

| レンダリングではこういった「浮遊型」のクルマをよく見るが、実際にカスタムする人がいるとは思わなかった | ジャスティン・ビーバーはけっこうなカーマニアとしても知られ、これまでにも様々な所有車が報じ ...

続きを見る

フェラーリF40の暴走族スタイルはこんな感じ

そこでフェラーリF40の暴走族スタイルですが、見事なまでに竹ヤリ出っ歯。

このアビメレックデザインは世界各国の自動車文化に造詣が深いと見え、けっこう「やるな」と思わせるレンダリングを多数作成しています。

ざっとそのカスタムの内容を見てみると、突き出したフロントリップ、そしてオイルクーラーのようなもの、そしてノーズ延長とともに変更されたフロントのポジションランプやイエローのリトラクタブルヘッドライト、フェンダーミラー、前後オーバーフェンダー、サイドステップ、巨大なリアウイングに竹ヤリマフラーなどなど。

Ferrari-F40 (4)

なお、こういった暴走族スタイルがいつ頃確立されたのかは定かではなく、ただし1976年に規定されたグループ5(シルエットフォーミュラ/スーパーシルエット)全盛期に登場したという説が有力。

このシルエットフォーミュラというのは、市販車をベースにしなければならないという規定があり、しかしエンジン含む車体構造には大きく手を入れることが可能で、よって外観(シルエット)は市販車(ただしボディに数々の派手なエアロパーツを取り付けている)のイメージを残し、しかし中身はフォーミュラカーのようなスペックということで「シルエットフォーミュラ」と呼ばれることとなったもよう。※リバティーワークスにも、シルエットフォーミュラを題材にした「シルエットワークス」なるシリーズがある

Ferrari-F40 (3)

LBシルエットワークス ランボルギーニ・アヴェンタドール GT EVO
リバティーウォークが総額1870万円のランボルギーニ・アヴェンタドール用エアロキット「シルエットワークスGT-EVO」を公開!限定20セットもすぐに売れそうだ

| これに加えてタイヤとホイール、エアサス、エキゾーストシステムの取り付けが必要となり、エアロの取付工賃も含めるとカスタム費用は軽く2000万円オーバー | こんなクルマが走っていたらかならず二度見し ...

続きを見る

当時はポルシェ935やBMW 320i、ランチア・ストラトス等の欧州勢に混じってスカイラインやシルビア、セリカといった国産勢も参加していたために大きな話題となっていて、当時から「もしこのクルマがシルエットフォーミュラに参加していたら」というIF設定のプラモデルも存在したり、いつの世もクルマ好きの考えることは変わらないということなのかもしれません。

Ferrari-F40 (2)

このフェラーリF40に話をもどすと、日章旗のようなカラーリング(ボディカラーがラメだったらもっと良かったな)が特徴であり、ホイールは超ディープリムに引っ張りやタイヤ(ハの字だったらなお良かった)。

マフラーは「ゴールド」ですが、これは作者のオリジナリティを加えたものだと思われます。

(見る分には)なかなかおもしろいレンダリングであり、今後もアビメレックデザインの作品に期待したいところですね。

Ferrari-F40 (6)

合わせて読みたい、バーチャルカスタム関連投稿

「ランボルギーニ・ウラカン・カウンタック・オマージュ」?ウラカンにカウンタックLP400プロトティーポっぽいディティールを反映させたらこうなった
「ランボルギーニ・ウラカン・カウンタック・オマージュ」?ウラカンにカウンタックLP400プロトティーポっぽいディティールを反映させたらこうなった

| 相変わらずこのデザイナーは「ツボをうまく抑えた」作品を作るのがウマい | できればリアバンパーはもうちょっと跳ね上げてほしかった さて、これまでにも「本当のようなウソのクルマ」をCGにて再現してき ...

続きを見る

Z32フェアレディZをリトラクタブルライトに!ランボルギーニ・ディアブロがZ32のヘッドライトを装着していたことにヒントを得た「逆」カスタム
Z32フェアレディZをリトラクタブルライトに!ランボルギーニ・ディアブロがZ32のヘッドライトを装着していたことにヒントを得た「逆」カスタム

| さらには1990-2000年代に人気だったカスタムパーツが盛りだくさん | どうやらアビメレック・デザインはそうとうなマニアだと見て間違いない さて、新型フェアレディZのモチーフにもなったZ32フ ...

続きを見る

まさかのランボルギーニ・ミウラ×ローライダー
まさかのランボルギーニ・ミウラ×ローライダー!なかなか似合ってると思うのはボクだけじゃないハズだ

| 「ローライダー」は完全に絶命危惧種になってしまったな | さて、先日は「ローライダー風のフェラーリF40」をCGにて作成・公開したAbimelec Designですが、今回は「ローライダー風のラン ...

続きを見る

参照:Abimelec Design

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->フェラーリ
-, , , , , ,