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ランボルギーニ初のEVは4座クーペではなく「最低地上高の高い、2+2か4座の、これまでに存在しないセグメントのクルマになる」。CEOが現在の状況を報告

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ここ数年、ランボルギーニはニューモデルのラッシュを迎えそう

さて、ランボルギーニは昨年5月に「コル・タウリに向けて」なる新しい事業計画を発表していますが、その中心は2020年代後半に発売されるであろうピュアEV。

これについては今に至るまで情報がなく、しかしヴェールをかけられたその姿は4シータークーペのようにも見え、しかしこれは「資料作成のために用意したひとつの図案」であり、必ずしもその中にある姿が現実となるわけではないものと思われます。

事実として、今回ランボルギーニCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏が「ランボルギーニ初のピュアEVについて、なんら明確な決定事項があるわけではない」、そして「最低地上高を上げた2+2もしくは4シーターになる可能性が高い」とコメントすることに。

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ピュアEVに対するランボルギーニのアプローチは慎重かつ明確

ステファン・ヴィンケルマンCEOによると、ランボルギーニ「第4のモデル」となるピュアEVに対するアプローチは「慎重かつ明確」。

「慎重」な部分に関しては、現在のところ様々な可能性を考慮しているということで、現在メインとなっている考え方としては「ウルスよりも多目的なクルマになる」。

つまりはスーパースポーツではなく、より多くのシーンで使用できる「日常性の高い」クルマになるであろうことを意味しており、スーパーカー的アプローチを取る必要がないため、デザイナーやエンジニアにとっても多くの自由が与えられることになるようですね。

車体デザインについては「すぐれたアイデア」が出てきているものの、まだまだ開発の初期段階でもあり、予定する販売台数、ターゲットプライス、そしてパッケージングについても「今年中に決める」といったスピードで進められている(つまりは急いでいない)もよう。

一般的に、ピュアエレクトリックカーという前提に立つ場合、これまでにないような車体デザインが可能となり、一部の自動車メーカーは「全く新しい」ボディ形状を提案していて、たとえば(計画が潰えてしまった)アストンマーティン・ラゴンダもそのひとつ。

アストンマーティン・ラゴンダ

そしてレクサスLF-30エレクトリファイドや・・・。

レクサスLF30エレクトリファイド

キャデラック「インナースペース」といったクルマも。

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ちなみにポルシェは(スポーツモデルを除く)フラッグシップとしてミニバンのようなクルマを検討しているといい、これもミニバンというよりは「全く新しいボディ形状を持つクルマ」なのかもしれません。

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使用する技術には様々な選択肢

加えて、ステファン・ヴィンケルマンCEOは「プラットフォーム、電気モーター、バッテリー技術について、どのコンポーネントを自社独自に開発し、どれをVWグループの他のブランドと共有するかを自由に選択できる。これは私たちが持っている大きなアドバンテージででもある」と述べ、「しかし、両者の絶妙なバランスを保つ必要がある」とも。

その理由についてはもちろん「どんなクルマであろうとも、それが本物のランボルギーニでなければならない」ためで、フォルクスワーゲングループ内のほかブランドのクルマから「バッジを付け替えた」だけのクルマであってはならない、ということですね。

なお、現時点では「ランボルギーニ初のピュアEV」は、アウディが中心となって開発している「アルテミス」アーキテクチャを採用する可能性が高いと見られており、となると先日報じられた「ポルシェが開発する、アルテミスよりも高性能な電動アーキテクチャ」ではない、ということになりそう。

ランボルギーニに要求される性能を考慮すればポルシェ開発によるプラットフォームを使用すべきですが、ランボルギーニはフォルクスワーゲングループの中でもアウディ直下にあり、アウディを裏切って(アルテミスではなく)ポルシェ製プラットフォームを使用するというのは現実的ではないのかもしれません。

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明確なのは「まったく新しいクルマであること」

上述の通り、ステファン・ヴィンケルマンCEOは、第4のランボルギーニに関して「慎重」な部分と「明確」な部分があるとコメントしていて、慎重な部分が「どんなクルマにするか」ということだとすれば、「明確」なのはエレクトリックモデルであること、そしてまったく新しいクルマであることだとコメント。

そしてこの「まったく新しい」というのは、ランボルギーニにとって新しいというだけではなく、自動車業界的に見ても「新しいセグメント」ということを指しているようですね。

ランボルギーニ・ウルス

なお、この「第4のランボルギーニ」について、発表されるのは2027年か2028年だと見られており、直近だと2022年にはウルスのフェイスリフトと派生モデル、そして2種類のウラカンの派生モデル発表が控えており、2023年にはおそらくアヴェンタドール後継モデル、さらに2024年にはウラカン後継モデルが発表されることになりそうです(そして、第2世代のウルスはピュアエレクトリック化され、第4のランボルギーニのあとに発表されるようだ)。

つまりここから数年、ランボルギーニは非常に忙しい年を過ごすことになり、電動化に向けて進むことになりますが、ステファン・ヴィンケルマンCEOいわく「少なくともスーパーカーセグメントについては、内燃機関にもまだ希望がある」。

「この先どうなるかはわかりません。スーパースポーツカーのビジネスでは、ホモロゲーションや持続可能性のルール、そして合成燃料によってハイブリッド化が許されるのであれば、ハイブリッド化の期間を延長することもあり得ます。これは、私たちが今のところ開けている扉なのです」。

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参照: Autocar

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