| おそらくは文字通り「ブガッティとリマック」が合体した、”ハイパーな”ハイパーカーになるに違いない |
シロン後継モデルはてっきりピュアエレクトリックになると考えていたが
さて、ブガッティはつい先日、「シロンが完売した」と発表。
よってここから先、ブガッティは「売るためのクルマがなく」、受注を受けたシロンやボリードを製造しつつ、シロンの後継モデルを含む新型車の開発を行うということに。
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ブガッティ・シロン、ボリードがついに完売!今後は現行モデルを注文できず、ブガッティは2024年までかけて現在の注文分を生産することに
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なお、ブガッティは昨年8月、モンタレー・カーウィークにて「シロンの後継モデルは1年前から開発中」であること、そして3年以内に発表されることについて言及しています。
ただしその「新型ブガッティ」について詳細は(これまで)一切語られず、よって全てが謎のまま。
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新型ブガッティは1年前から開発が進められていた!12ヶ月以内に有力顧客には案内され、3年後に発売される模様
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ブガッティは内燃機関を諦めない
ブガッティは昨年11月にリマックとの共同にて「ブガッティ・リマック」を設立しており、今後のブガッティブランドの運営はその新会社が担うことになるものと思われます(これまでのブガッティも引き続き存続し、生産を担当する)。
そしてブガッティ・リマックのCEOはリマックCEO、メイト・リマック氏が兼任することになり、そして同氏は今回「まだまだガソリンエンジンを諦めておおらず、ガソリンエンジンには未来がある」とコメントしているわけですね。
メイト・リマック氏というと、エレクトリック界の寵児としても知られ、なんといっても33歳にしてブガッティを支配下に置いた男です。
よってブガッティを今後エレクトリック化してゆくとしても不思議はなく、しかしここへきてまさかの「ガソリンエンジンに未来」発言。
ただ、これがすなわち現在シロンに積まれる8リッターW16クワッドターボの存続を意味するのか、さらにガソリンエンジンのみで走るクルマを作り続けるのかは全く不明です。
誰もが驚くであろうことを約束
メイト・リマック氏は今回の「ガソリンエンジン」発言の際に「シロン後継モデルは、誰もが見たことのないようなハイパーカーとなり、皆が驚くであろうクルマになる」ことを約束するとも語っていて、そこから推測するに、現在の8リッターW16にハイブリッドシステムをプラスし、軽く2000馬力を超えるハイパーカーを作るつもりなのかもしれません。
ちなみに同氏はCEO就任時に「クレイジーなことをやるかもしれず、そのため自身以外の経営陣と対立するかもしれない」と語ったことも。
当然ながらこの時点でなんらかのアイデアを持っていたのだと思われますが、おそらくは段階的に開発状況が公開されるものと思われ、そう遠くない未来になんらかの具体的な情報がもたらされるのかもしれません。
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