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ロッド・スチュワートが新車で購入し「ルーフをカットしてワイドボディ化」したランボルギーニ・カウンタックLP400。もとの姿に戻されて競売へと出品される

ロッド・スチュワートが新車で購入し「ルーフをカットしてワイドボディ化」したランボルギーニ・カウンタックLP400。もとの姿に戻されて競売へと出品される

Image:Bring a Trailer

| ロッド・スチュワートはこのランボルギーニ・カウンタックを気に入っていたようで、なんと28年も所有していたようだ |

2人目のオーナーのもとで「左ハンドル」「もともとの仕様へ」とレストアされる

さて、これまでにもたびたび「ロッド・スチュワートが所有していたスーパーカー」がオークションに出品されて話題を呼んでいますが、今回もまたかつてロッド・スチュワートが所持していたランボルギーニ・カウンタック LP400」がオンラインオークションサイトに登場し注目を集めることに。

なお、このカウンタックLP400はロッド・スチュワートがオーストラリアツアー中に購入した車両だと紹介されており、ロッド・スチュワートに限らず「ツアー中に」その地で乗るためだけにスーパーカーを購入することは珍しくはないようですね。

ちなみにこの個体は昨年の5月にもオークションに出品されており、その際の購入者が「再出品を行った」ということになりそうです。

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ロッド・スチュワートは「ランボルギーニ好き」だった

当時の”ロックスター”はランボルギーニやフェラーリといったスーパーカーを所有するのが常であり、エルトン・ジョン、キース・リチャーズ、ポール・マッカートニーらが所有したスーパーカーがこれまでネット上を賑わせているものの、とりわけロッド・スチュワートはランボルギーニを好んでいたようで、このカウンタックLP400のほかにもミウラSV、カウンタック25thアニバーサリー、ガヤルド・スパイダー、ディアブロ等を所有していたことが報じられています。

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そしてそういったスーパーカーを多数購入するからにはそうとうなクルマ好きであったと見え、ツアー終了後にロッド・スチュワートはこのカウンタックLP400をロサンゼルスのアルバート・マディキアン・エンジニアリングへと送って大幅な改造を依頼しており、その際にはリアとフロントのスポイラーがワイドボディキットとともに追加され、LP400S風のルックスへと変更されています(見ての通り、現在は工場出荷時のスタイルに戻されている)。

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更に驚くことに、ルーフもカットされてタルガトップへと変更されたと説明されており、そこまで手を入れたこともあってかけっこう気に入っていたと見え、ロッド・スチュワートは2002年までこのクルマを保管しており、その後に売却することになりますが、このクルマを購入した2台目のオーナーは「左ハンドル仕様」へと改装し、その際に現在のオリジナル仕様へと戻されたとのこと(左ハンドル化されていること以外は工場出荷時の状態へと修復されている。なお、2代目のオーナーは2013年にこのカウンタックLP400を売却している)。

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そのほか、オークションサイトには2000年代に行われたメカニカル / エレクトリックコンポーネントの修復歴も記載していて、それによると、内装は2022年にレストアされ、一部のメンテナンス項目は2024年6月に行われていますが、その際の作業には油脂類含むフルード類、スパークプラグ、燃料ピックアップスクリーン、マフラー、その他の交換が記されており、その際の費用は29,738.13ドル(現在の為替レートにて約480万円くらい)にものぼることが(請求書から)明らかに。

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現在の入札額は52万ドル(約8400万円)ではあるものの、ユニークな来歴を持つ個体だけあって、100万ドルを突破するのではという見方もあり、2日後のオークション終了時にはまた落札価格をチェックしてみたいと思います。

なお、当時ロッド・スチュワートがカスタムした、世にも稀な「オープン仕様の」カウンタックLP400の画像はないものの、もしかするとその仕様のままのほうが「高い落札価格をつけていた」のかもしれませんね。

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参照:Bring a Trailer

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