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ランボルギーニは「ウルスよりも小さい」あるいは「ウルスよりも大きい」SUVの発売を考えていない。「ウルスは理想的なサイズを持つ、まさにスイートスポットです」

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| ただしランボルギーニは少し前に「LM002」の再来となるオーローダーを発売すると報じられたことがある |

現在はランザドールの発売待ちでもあり、当面はブランニューモデルの投入はなさそうである

さて、ランボルギーニ・ウルスは、同社にとっての「最大のヒット」であり、いまやその販売の半分以上を占めるベストセラーとなっていますが、しかし、ランボルギーニはSUVを強化すべく、ラインアップに別のSUV、特に”より大きく3列シートを持つフルサイズSUV”を加える可能性を考慮していないもよう。

ランボルギーニのチーフ・マーケティング・アンド・セールス・オフィサーであるフェデリコ・フォスキーニ氏はカーメディアの取材に対し「大きなSUVはスポーティーさを欠く可能性がある」と語り、「大きくすることは簡単だが、それはランボルギーニではない」とも。

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ランボルギーニが作るのはあくまでも「スポーツカー」である

そして同氏は「ウルスよりも小さいモデルを発売することも考えていない」と述べ、その理由としては「ランボルギーニは”リソースが不足した製品”を提供することはできず、ウルスは”スーパースポーツカーのようなドライビング体験”を提供するのに完璧なサイズであり、まさに”スウィートスポット”そのもの」だから。

つまりはウルスは「必要な要件から」そのサイズを持つに至り、これより小さくても大きくても「ランボルギーニらしい乗り味を再現することはできないであろう」ということになりそうです。

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なお、ウルスは発売後しばらく経過するもののいまだ非常に人気があり、2026年までの生産分が完売しているとされ、つまり「ランボルギーニは需要に応えきれない」状況。

この状況だとたしかに「別のSUVを投入する必要はない」ということもわかりますが、さらに数年後にはピュアエレクトリックカー、そして2ドアハイライダーGTのランザドールも加わるため、新型車の開発に割くべきリソースそのものが不足しているであろうことも推測できます。

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参照:CarSales

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