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新型シビック・タイプRのゼロヨンは先代よりも0.2秒遅かった!それでもカーメディアが「現在、お金で買えるFFではもっとも優れるクルマ」と断言する理由とは

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ホンダ・シビック・タイプR

| 様々な要素を考慮するに、新型シビック・タイプRは「これまでのタイプRの集大成」「タイプRの最高傑作」だと言っていい |

やはり日本の開発陣はとんでもなく優れたタイプRを作るようだ

さて、新型ホンダ・シビック・タイプR(FL5)の納車が進んでいるところではありますが、モータートレンドが行ったテストによると、なんとゼロヨン加速が先代シビック・タイプR(FK8)よりも遅かった、とのこと。

新型シビック・タイプRは先代の足回りを利用していますが、ロングホイールベース化やホイールのダウンサイズといった細かい変更も見られ、しかし派手なベントやスラット、ガンダムのような装飾が廃止されたことが大きなトピックであり、つまりは「見かけ」よりも「本質」を磨き上げることに注力したクルマだと捉えています。

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新型シビック・タイプRのゼロヨンタイムは13.9秒

そこで今回モータートレンドがテストした新型シビック・タイプRのゼロヨンタイムは13.9秒。

これは先代シビック・タイプRリミテッド・エディションのより0.2秒遅く、終速についても3.6マイル(5.7km/h)遅い104.2mph(167.8km/h)。

ただし先代が登場したばかりの2017年型シビック・タイプR(FK8)の「14.0秒、102.5mph(164.9km/h)」よりは速いタイムとなっており、新型シビック・タイプRは着実に進化はしているものの、先代シビック・タイプRリミテッド・エディションに比較すると「加速タイムでは及ばない」ということになりそうです。

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ちなみにですが、0−60マイル(96km/h)加速だと新型シビック・タイプRは5.3秒、先代シビック・タイプRリミテッドエディションは5.1秒、ヒョンデ・エラントラNは5.1秒、トヨタGRカローラでは5.4秒という数字となっており、ライバルたちとは「近い」加速性能を持つということがわかります。

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ただしFFは加速競争にはやや不利

しかしながらシビック・タイプRがライバルたちと異なるのは「FF、MT」ということで、DCTを採用するエラントラNに比較するとゼロ発進や加速中のシフトチェンジにおいて不利があるのは否めないところ。

さらにGRカローラに対しては「4WDに対するFF」というビハインドがあり、それを考慮すると、新型シビック・タイプRの0−60マイル加速タイムはなかなかのものだと言っていいかもしれません。

加えてですが、新型シビック・タイプRはブレーキ性能にも優れていて、時速60マイルからの停止だと新型シビック・タイプRの停止距離は104フィート(31.7メートル)で、これはフォルクスワーゲン・ゴルフRよりも5フィート、GRカローラより6フィート短くなり、スキッドパッド上での横方向のGは新型シビック・タイプRで1.03gを記録し、ゴルフRやGRカローラより0.09g多く、ポルシェ・ケイマンGTS 4.0と同じ値となったほか、8の字周回でもVWゴルフRやトヨタGRカローラより速いタイムを出していて、つまり新型シビック・タイプRは単なる加速性能を云々するクルマではなく、ストッピングパワーやハンドリングなど「トータルで語るべき」クルマであり、文字通りのピュアスポーツということになりそうです。

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なお、新型シビック・タイプRの開発拠点は日本に移されたと報じられており、ぼくが思うに日本の「タイプR」開発陣は装飾や単なる加速性能など”みせかけの”要素をひどく嫌っているんじゃないかと考えていて、それが新型シビック・タイプRのシンプルな外観に結びついているんじゃないかとも考えています。

よって新型シビック・タイプRは「サーキットを速く走ることだけ」にフォーカスした、この時代にはほとんど見られなくなった真のスポーツカーだと言えるかもしれません。

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ちなみにですが、ホンダは(先日、レクサスが搭載すると発表した)「フェイクMT」についても拒否反応を示していて、これもまたホンダの考え方をよく表す事例だと考えることができそうですね。

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シビック・タイプRのゼロ発進には慎重さが要求される

なお、新型シビック・タイプRの停止状態でのエンジン回転数は約4,000回転に制限されており、よってゼロヨンを競うとなるとこれも不利な要素です。

一般にターボチャージャー搭載のFFだとある程度のホイールスピンを起こしたほうが効率的にスタートでき、ホイールスピン後にタイヤがフックした際に爆発的な加速を見せることになるのですが、シビック・タイプRではそこまでエンジン回転数を上げることができず、しかしこれは「レースでは停止状態からではなく、走行中の加速性能のほうが大事」だと(ホンダが)考えたからだと捉えることができ、これも新型シビック・タイプRの性格を物語る部分なのでしょうね。

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実際のところ、上述のようにスキッドパッドや8の字走行では脅威的なビークルダイナミクスを見せており、モータートレンドによれば「フロントデフのリミテッドスリップとフロントサスペンションのジオメトリーにより、トルクステアを感じさせず、一方コーナーの立ち上がりでアクセルを踏み込めば、フロントアクスルがフルパワーで車両をコーナーの出口へと向けて引っ張ることになり、さらにはこれまでのタイプRのようにブレーキは熱問題の影響を受けず、新型シビック・タイプRの改良は一見マイナーだが、明らかにサーキットでのラップタイムを削り、ドライバーのモチベーションを高める方向に向けられている」。

さらには「お金で買える前輪駆動のクルマとしては最もハンドリングが良いクルマ」だと結論づけています。

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参照:Motor Trend

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