>その他の日本車

和製ハイパーカー「アスパーク・アウル」が2つのギネス記録を達成!200/400メートル時の速度で世界新、大阪の人材派遣会社の新規事業として発足

和製ハイパーカー「アスパーク・アウル」が2つのギネス記録を達成!200/400メートル時の速度で世界新、大阪の人材派遣会社の新規事業として発足

| 開発開始は2014年、9年をかけてようやくギネス記録達成へ |

多くの新興ハイパーカープロジェクトが挫折する中、アスパークは数少ない「実際に発売した例」でもある

さて、日本(大阪)の人材派遣会社、アスパークが発売しているハイパーEV「アウル」が2つの世界新記録を樹立しギネス認定を受けたとの報道。

この記録は「停止状態から200メートル」「停止状態から400メートル」時点での平均速度において世界最速のEVであるという証で、それぞれ309.02km/h、318.85km/hという数字となっています。

なお、先日リマックは0-400-0km/hチャレンジを行う際、「時速124マイルまでの加速」「時速249マイルまでの加速」等において合計23もの世界新記録を樹立したと発表していますが、もしかするとアスパーク・アウルはこの記録をも破っているかもしれません(ただしリマックの場合はギネス立ち会いのもと挑戦したものではなく、計測方法も異なるので、一概に判断できない。ギネスでは「平均速度」を記録として認定しているので、最高速同様に往復を計測するものと思われる)。※アスパーク・アウル記録達成時の動画はこちら

リマック・ネヴェーラが「ハイパーカーのみが挑戦しうる、0-400-0km/h」世界新記録達成!その過程で22もの新記録を「ついでに」達成してしまう【動画】
リマック・ネヴェーラが「ハイパーカーのみが挑戦しうる、0-400-0km/h」世界新記録達成!その過程で22もの新記録を「ついでに」達成してしまう【動画】

| やはりエレクトリックハイパーカーの威力は凄まじかった | そのうち、あらゆる面においてEVがガソリン車を凌駕する時代がやってくるだろう さて、リマック・ネヴェーラは「EV最速」「0-100km/h ...

続きを見る

アスパーク・アウルはこんなハイパーカー

このアスパーク「アウル」は人材派遣会社、アスパークが新規事業として展開しているもので、2014年に開発が開始された後に2017年にそのプロジェクトが公開され、同年にはフランクフルトモーターショー、2019年にドバイモーターショー、2020年にはサロンプリヴェとマイアミモーターショーに出展しており、2019年から受注を開始していると報じられます。

アスパーク・アウル
世界最速の和製ハイパーカー「アウル(OWL)」が3.5億で販売開始!出力なんと2012馬力、0-100km/h加速は1.69秒、最高速は400km/h

| まさか本当に発売にまでこぎつけるとは | 数年前からその開発が公表され、評判となっていた和製ハイパーカー、「アウル(OWL)」。今回ついに発売が開始され、最終スペックとして0-100km/h加速( ...

続きを見る

受注時に公表されたスペックだと、最高出力は2,012馬力、64kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一回の満充電当たり走行可能距離は450km(NEDC)、800V充電に対応することで満充電までにかかる時間は80分。

なお、0-60マイル(時速96キロ)加速は1.72秒、最高速は400km/hを誇るといいますが、この1.72秒はリマック・ネヴェーラの(実測)1.74秒よりも速いタイムであり、こちらも実現できればギネス記録となりそうですね。

1 (3)

車体構造はカーボンファイバーモノコック(これ単体では重量120キロしかない)をメインとし、ステンレス製のルーフとサブフレームにて補強され、その全高はわずか99センチ。
なお、量産車ではもっとも車高が低いとされるミウラP400SVでも1,050ミリ(ランチア・ストラトスで1,114ミリ、ロータス・エスプリで1,111ミリ)なので、もしかするとその全高も「ギネス級」かもしれません。

1 (2)

アスパーク・アウルのデザインに際しては「女性的」「エレガント」「高級」を目指したといい、そのパワー、パフォーマンスに比較して「ソフト」なイメージ。

かなり特殊なプロポーションを持ちますが(リアがこれだけ下がっていると、リフトがちょっと気になるが、問題はないのだと思う)、世界中の法規をクリアしており、合法に公道を走行できる、とのこと。

1 (1)

合わせて読みたい、アスパーク・アウル関連投稿

アスパーク・アウル
世界最速、3.6億、車高99cm、2012馬力のハイパーカー、アスパーク・アウルが欧州と北米でも販売開始!大阪にもショールームをオープンさせたようだが

| 一度はアスパーク・アウルの実車を見てみたい | さて、あの「アスパーク・アウル」が欧州と北米でも販売開始。ただしまだまだ拠点は少なく、欧州だとフランスはブルゴーニュ、北米だとフロリダそれぞれ一拠点 ...

続きを見る

和製ハイパーカー「アウル」ついに納車秒読み!2,012馬力、0-100加速1.69秒、価格3.6億、車高99cm。「この計画を発表した時、だれもが実現不可能だと言った」

| アスパークは常に「既存の枠の範囲を超え、チャレンジし続ける | さて、日本の「株式会社アスパーク」が発表したエレクトリックハイパーカー、アウル(OWL)。その出力2,012馬力そして0-100km ...

続きを見る

0-100km/h加速ランキング最新版!トップは和製ハイパーカー「アウル」の1.69秒、EV/ハイブリッドが上位を席巻

| もはや0-100km/h加速”1秒台”も珍しくない時代に | さて、しばらく更新していなかった「0-100km/h加速ランキング」。今回はここ最近で発表されたモデルを加え、内容を一新しています。こ ...

続きを見る

参照:Reuters

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->その他の日本車
-, , , ,