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マツダが米にて19万台に影響するリコールを発表。内容は「ワイパー動作不良」、対象は「マツダ3(アクセラ)」、製造期間は2015/6-2018/6

2019/05/11

| マツダはエンジンやトランスミッション、そして細かい電装品までリコールがけっこう多い |

マツダがアメリカの国土交通省的機関、NHTSA(National Highway Traffic Safety Administration=アメリカ合衆国運輸省)にリコールを届け出。
この内容としては「ワイパーの動作不良」で、対象はマツダ3(日本ではアクセラ)、対象となるのは187,798台。

届け出内容によれば、ワイパーリレーの設計に問題があり、ワイパーを駆動するモーターに電力を供給できず、したがってワイパーが動かなくなり、視界を妨げる可能性がある、とのこと。

対応は「コントロールモジュールの交換」

この「リレーの設計の問題」とは、動作中に加熱し接触不良が起きるものだとされていますが、これによる事故はゼロ。

なお、対象となる製造期間は2015年6月20日から2017年6月18日。

対応については「フロントボディコントロールモジュール」を対策品へと入れ替えることになり、しかしパーツの用意ができるのは6月以降となるため、消費者には6月3日以降にリコールの通知を行う、とのこと。

なお、マツダはちょっと前にも北米で「燃料漏れとパーキングブレーキ」に関するサービスキャンペーン(リコールにまでは至らないが、それに近い)を届け出ており、パーキングブレーキについては227,814台が対象となっています。

現在のところ、この「ワイパー問題」について日本の国土交通省に対しての届け出は無いようですが、北米特有の問題でもなく、かつ視界という安全性に関わる問題なので、日本でもリコールがなされるかもしれませんね。

マツダはやはりリコールが多い

なお、マツダとスバルはリコールが多く、その範囲も様々。
その内容は燃料タンクやエンジンといった車体の根幹に関わる部分から、「ヘッドライト」といった電気系統にまで。

もちろん中にはマツダに責任を問うのが難しい、サプライヤーの問題もあるかとは思われるものの、サプライヤーの選定や管理も自動車メーカー側に責任があり、このあたりはトヨタと大きく差がある、と考えています。

なお、昨年末にはシフトプログラムの問題にて日米でリコールを届け出。

直近だと「エンジン」に関するリコールも。

加えて「リコール対策した場所にまたリコール」といった変わった例も。

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