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新型スズキ・ジムニー5ドア(ロング)の「偽装なし」状態がはじめて目撃!CM撮影中のところインスタグラマーが偶然通りがかる。発表は2023年1月、日本への輸入も期待

2022/12/21

新型スズキ・ジムニー5ドアの「偽装なし」状態がはじめて目撃!CM撮影中のところインスタグラマーが偶然通りがかる。発表は2023年1月、日本への輸入も期待

| ジムニー5ドアはインド生産だが、スズキはかつてインド生産の「バレーノ」を日本に輸入し販売したことも |

ウワサでは2列シートに加え3列シート設定の可能性も

さて、長い間ウワサされ、待望されていたスズキ・ジムニー5ドア(ジムニー・ロング)の試作車が初めて目撃されることに。

このジムニー5ドアはインドのマルチ・スズキにて生産されることになると言われ、今回偽装なしのプロトタイプが目撃されたのもまたインドの路上(ラダック地方のレー市)であり、インスタグラマー、@Deepak Thakur氏が撮影したものだ報じられています。

なお、これはTVコマーシャルの撮影現場を偶然捉えたものだそうで、となると市販車と同じ仕様を持つと考えてよく、画像を見る限りでは「ジプシー」ではなく「ジムニー」のネームが使用されるようですね(JIMNYのバッジが装着されている)。

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もしかすると「3列目シート」も

現時点ではスペックそして座席レイアウトなどは不明ではあるものの、現地メディアによると「3列目シートを備える可能性もある」とのことで、5シーター版と7シーター版とが用意されることになるのかもしれません。

全体的に見てそのデザインは3ドア同様であり、そして興味深いのはフロントドアが「短くなっていない」ように見えること。

通常、3ドア(2ドア)モデルを5ドア(4ドア)化するとフロントドアが短くなるものですが、このジムニー5ドアの場合はフロントドアのサイズが3ドアモデルと同じように見えます。

Suzuki-Jimny-5Door (2)

つまり、このジムニー5ドアは、「フロントドアの後ろが延長された」クルマということになり、ホイールベースは300ミリ伸びて2,550ミリへ、全長は3,850ミリになるという報道も(全幅、全高に変わりはないとされる)。

ちなみに、インドでは全長が4メートルを超えると税金が一気に上がって販売が不利になると言われるので、報道によらずとも、ジムニー5ドアの全長は4メートル以内に収められるのは間違いなさそうですね。

前後オーバーハングも3ドア版ジムニーと変わらず、よってアプローチアングルとデパーチャーアングルも3ドアと同一と見られ、スペアホイールを備えたサイドヒンジのテールゲートやバンパーマウントのテールランプなどもジムニー3ドアモデルから受け継いだもの。

ボディ形状は「ハードトップ」のみで、ライバルのように「オープントップ」はラインアップされない、という報道も見られます。

Suzuki-Jimny-5Door (3)

搭載されるエンジンについては、(オートカー・インドなど)いくつかの現地メディアが自然吸気の1.5リットルK15Bガソリンエンジンを搭載すると報じる一方、またいくつかのメディアではこの4気筒エンジンがマイルドハイブリッド技術によってアップデートされ、性能の向上と排出ガスの低減につながる可能性があるとも述べています。

トランスミッションは5速マニュアル、もしくはオートマチックが用意され、駆動方式はもちろん4WDを継続すると予想され、インテリアについてもジムニー3ドアを継続すると考えてよく、9インチサイズのインフォテイメントディスプレイが与えられると考えていいのかも。

ジムニー5ドアの発売時期や価格は?

なお、このジムニー5ドアについて、2023年1月に開催されるオートエクスポにてデビューする可能性(生産開始は2023年半ば)が報じられており、しかし現時点では価格などは不明です。

ただ、現地ではこのジムニー5ドアのライバルは少なくはなく、ニューフォース・グルカ、マヒンドラ・ターといったクルマもあり、それらへの対抗上「けっこう安く設定されるのではないか」という見方もあるもよう。

そして気になるのは「日本での販売は」ということですが、現時点ではその可能性は高くなく、というのも現地メディアはこのジムニー5ドアについて「インド国内のみでの販売」と報じる例が多いため。

ただ、過去にスズキは(インドの)マルチ・スズキから「バレーノ」を日本へと輸入して販売した実績があるので、たとえジムニー5ドアがインド生産であるとしても、日本へと輸入される可能性はゼロではないのかもしれませんね。

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参照:CARSCOOPS, RUSHLANE

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