｜ 北米での限定モデルは比較的”ブラック”が多用されるようだ ｜
トヨタの北米法人が「プリウスの北米発売20周年」を記念し、プリウス2020エディション（Prius 2020 Edition）なる特別モデルを発売。※日本での発売は1997年
製造されるのはわずか2020台のみで、実際には2021年モデル扱いとなり、用意されるのは現地での「XLE」グレード（FFモデルのみ）。
ボディカラーは「スーパーソニックレッド」と「ウインドチルパール」の二色のみとアナウンスされていますが、これらはおそらく日本での「エモーショナルレッドII」「ホワイトパールクリスタルシャイン」の名前違いだと思われます。
プリウスらしくない「ブラック」がテーマ
なお、このプリウス2020エディションについて、テーマは「ブラック」。
フロントだとホイールやドアミラー、そしてホイール、リアだとトヨタエンブレム、PRIUSバッジや「HYBRID」、グレードバッジがブラックに。
なお、この「トヨタエンブレムがブラック」というのは日本ではあまり見たことがない仕様（しかし北米だといくつかの限定モデルに採用されている）ですね。
外装については、フロントのトヨタマークを除くとプリウスの特徴のひとつでもある「ブルー」が見られず、これまでのクリーンなイメージから一転し、コントラストが強くなっているように思います。
なお、北米ではこういった「ブラックアクセント」が好まれると見え、これまでにもカムリやカローラ、ランドクルーザー、レクサスRX/LX等にも「ブラックな」限定モデルが追加済み。
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ハイブリッドエンブレムまでブラックなのはかなり斬新。
17インチサイズのホイールもブラック仕上げ（ブレーキキャリパーもブラックだったら完璧）。
プリウス2020エディションのインテリアはこうなっている
そしてこちらはプリウス2020エディションのインテリア。
外装と同じくブラック基調となっていて、Aピラーのインナーもブラックに。
エアコン吹出口のルーバー”ツマミ”部分のインサートもブラック。
シフトレバーは専用品。
マットも専用品で、「PRIUS 2020」のロゴ入り。
内外装からほとんどブルーが消え去る代わりに、シートのステッチには「ブルー」が採用されているようですね。
そのほかフロントシートヒーター（8ウェイ電動/SofTex素材）キーレスエントリー、ワイヤレススマートフォンジャージング、7インチサイズのタッチ式ディスプレイ等が装備され、専用キーホルダーが付属する、とのこと。
なお、2021年モデルのプリウスから、北米では「トヨタ・セーフティセンス2.0」が標準化され、これはプリクラッシュセーフティ、暗所での歩行者検知機能、全速度域対応のレーダー式クルーズコントロール、自転車検知、レーンデパーチャーアラート、ロードサインアシスト、オートマチック・ハイビーム等にて構成される、とアナウンスされています。