どうしてこうなった・・・。中東にて新型ランドクルーザーが横転する事故。一方パキスタンでは砂浜でドリフトを試みたトヨタ・フォーチュナーが横転

｜　慣性、そして事故の際の衝撃は想像するよりも遥かに大きいようだ　｜

とくに車高（重心）の高いSUVは運転に注意

さて、ちょっと前にはロシアにて起きた新型ランドクルーザーの事故についてお届けしましたが、今回はす一般ユーザー向けに納車された新型ランクル300としてはおそらく「第二号」の事故。

詳細は不明ではあるものの、事故の場所はクウェートのアルクレインだとされています。

見たところフロントやリア、上になっている方のボディサイドに損傷はなく、比較的低速にて走行中、なんらかの事情にて横転したのでしょうね。

当然ながらまだ「ほぼ新車」

画像を見ると、ほぼ新車のようにも見え（納車が始まったばかりなので当然ですが）、裏面も非常にきれい。

なお、フロアは一部を除くとけっこうフラットに作られているようです。

ランドクルーザーはボディオンフレーム、つまりはラダーフレームの上にキャビンが載るという構造を採用しており、一般的な乗用車のような「モノコックボディ」ではないため、横転時においてはドライブトレーン、サスペンションに与える被害が最小限なのかもしれませんが、それでもキャビンには多少なりとも歪みが生じているものと思われ（重いクルマなのでなおのこと荷重によって歪んでいる可能性も）、修理費用としてはけっこうな額に達するのかもしれません。

中東ではドリフトや曲乗り（型輪走行など）などの失敗による死亡率がけっこう高いといいますが、このランクルの場合は（周囲が振普通の道路のようなので）曲乗りをしていたようにも思われず、「どうしてこうなった・・・」といった感じですね（横からぶつけられたようにも見えない）。

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パキスタンではトヨタ・フォーチュナーが横転

そしてパキスタンでは、砂浜を走るトヨタ・フォーチュナーが横転する事故が発生。

最初は砂浜を左右に走っていますが、そのうち波打ち際に入ってしまい、そこでハンドルを深く切ったところで横転しています。

おそらくは水ふ含んで柔らかくなった砂にタイヤがめり込み、車体が傾いて横転という流れなのでしょうね。

なお、「砂の上で転んだ」ということからさほどダメージはないんじゃないかと考えていましたが、クルマを起こしてみるとタイヤがホイールから外れ、パネルやドアが大きく凹み、ガラスも割れているので、思ったよりも大きな力がかかっていた模様。

あらためて、「低速であっても」事故がクルマに損傷を与える度合いの大きさを実感させられます（幸い、ドライバーに怪我はなかったようだ）。

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参照：Karachi Track, Offroad club pakistan