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トヨタが凄いロボット出した。完全に人間の代わりとなりそうな「T-HR3」。遠隔操作で人の動きをコピー

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これで「リアル・スティール」も「エリジウム」も「トータル・リコール」も実現

トヨタがその第三世代となるヒューマノイドロボット「T-HR3」を発表。※「トヨタ・ヒューマイド・ロボット第三世代」の略と思われる
おそらく自律行動も可能と思われますが、最大の特徴は「遠隔操作」が可能だということ。
「マスター操縦システム」を採用し、このシステムを装着した操縦者が「自分と同じ動き」をロボットにさせることができる、というものです(トヨタのプレスリリースはこちら)。

操縦システムはこうなっている

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画像の左側が操縦システム。
マスターアーム、マスターフット、ヘッドマウントディスプレイで構成され、ロボットに内蔵されるカメラを通じて「自分の分身のように」操縦できるとのこと。
なおロボットが触るものの弾力や反発力も操縦者にフィードバックできるとのことで、操縦者は壊れやすいものでも慎重に扱うことができるように。

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T-HR3の核となる技術は「トルクサーボモジュール」。
トルクセンサーやモーター本体、減速機で構成されるとのことですが、これはT-HR3の関節29箇所に内蔵され、これによってこんな複雑な動きもできるように。
前身のバランス制御、ロボットの腕同士などが接触しないように自己干渉回避機能も搭載している、とのこと。

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現実的に普及するには価格や稼働時間などの問題がありそうですが、ここまで滑らかに動くロボットであれば「人の代わり」になるのは間違いなく、将来は「トヨタの車はトヨタのロボットが作る」時代が来るのかもしれません。

さらにはレンタル用として観光名所などに配置しておき、自宅からそのロボットにアクセスして「自宅にいながらに」世界中を旅することが出来るようになるかもしれませんね。

まさかこんな時代が来るとは

このT-HR3にもっと多くのカメラ、そしてミラーリング機能を装備すれば、「リアル・スティール」のアトムとダメ親父(ヒュー・ジャックマン)とのこのシーンも現実に。
映画の舞台設定は2020年ですが、2011年公開時に「さすがに2020年にこれは実現できないだろう」と考えていたのに、このままだと完全に現実になりそう。

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エリジウム(舞台は2154年)くらいの年代だと余裕でこういったロボットは実用化されているだろうとは思っていましたが、これも数年内には実現できるのかもしれません。

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こちらはトータル・リコール(2012年版、舞台は22世紀)に登場した「シンセティック」。
警察や警備会社に採用されるロボットですが、こういった過酷な労働環境にもロボットは活用されることになりそうですね。

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https://www.youtube.com/watch?v=MEVOEPjkXEk

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JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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