Image:CarNewsChina.com
| 中国では様々な特殊事情から「他の国では見られない」特殊な機能が好まれる |
ただしこの機能を使用するとタイヤがすぐに減りそうである
さて、BYDのサブブランド、DENZA(デンツァ/ デンザ)はスタイリッシュなステーションワゴン「Z9」を9月20日に発売しますが、このZ9にはいくつかの驚きの機能があり、その一つが「パラレルパーキング(平行駐車)」。
これは文字通りクルマを平行に移動させピタリと縦列駐車を行うものですが、ここでその実際の機能を見てみましょう。
BYD「DENZA Z9」の平行駐車はこうやって行われる
そこでこのDENZA D9が実際に平行駐車を行う様子を見てみると、まず公開された動画では「向こうから走ってくるDENZA Z9」が見えます。
そして駐車場所を探しますが、駐車場所はあいにく縦列駐車のみ。
全長5,150ミリのDENZA Z9では駐車スペースにうまく(従来の縦列駐車の方法では)収めることが難しく、よってまずフロントを突っ込んで停止させ・・・。
その後パラレルパーキング機能を起動させ、バードビュー画面下から「後輪をこうスライドさせる」といった感じで画面をなぞると・・・。
前輪がロックされたまま後輪が空転し・・・。
斜めになっていた車体が・・・。
ピタリとまっすぐに。
最近の中国車では「容易に縦列駐車を行うことができる」という機能を打ち出すものが多いように思われ、それは中国では「長い車体、ロングホイールベース」がこのまれることがあり、そうなると縦列駐車が非常に難しくなります。
よって、おそらくはそういった問題を解決するためにこの機能が内蔵されるのだと思われますが、これはまさに「中国ならでは」の事象なのかもしれませんね。
なお、ここから出るときには「フロントをスライドさせ」前側を出せるのかどうかは不明です。
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