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スロベニアのトゥシェックが電動ハイパーカー「イオンE」「イオンH」発表。出力は1,957馬力〜2,535馬力、実現できればハイパフォーマンスカーの支配者に

2023/09/18

スロベニアのトゥシェックが電動ハイパーカー「イオンE」「イオンH」発表。出力は1,957馬力〜2,535馬力、実現できればハイパフォーマンスカーの支配者に

| トゥシェックはすでに900馬力のハイパーカー、TS900H アペックスを発売したことがある |

この新しいハイパーカー「イオン」については今後改めて詳細が発表される予定だというが

さて、スロベニアの自動車メーカー、トゥシェックがピュアエレクトリックカー「イオンE」、そしてプラグイン・ハイブリッド・ハイパーカー「イオンH」を発表。

このトゥシェックを設立したのは元レーシングドライバーのアルヨシャ・トゥシェックで、既存スーパーカーやハイパーカーと競争するだけではなく、ハイパーカー市場を "支配 "するとまで言及しています。

実際のところ、イオンEでは2,535馬力、イオンHだと1,957馬力を発生するというので、たしかにこの数字だけを見ると多くのハイパーカーを支配下に置けるのかもしれません。

まだまだトゥシェック・イオンの詳細は明らかではないが

現時点ではまだまだこのハイパーカーの詳細については明かされておらず、公開されている範囲だとオールエレクトリック仕様の「イオンE」では上述の通り最高出力2,535馬力、そして車体重量はわずか1,600kgだとアナウンスされています。

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つまりパワーウエイトレシオは1を遥かに下回るものの、現在「EV最速」を誇るリマック・ネヴェーラであっても出力2,000馬力に車体重量2,300kgという数字なので、トゥシェック・イオンEの数字がいかに現実離れしているかということもわかりますね。

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ただしもし実現できれば、間違いなくハイパーカー市場はひっくり返るだろう

一方のイオンHはガソリンエンジン(V8)にエレクトリックモーターを組み合わせ、こちらの出力は1,957馬力に車体重量1,480kg(こちらのほうがパワーウエイトレシオ的に優れる)。

なお、イオンE/イオンHに関する追加情報は今後数週間をかけて徐々に公開されるといい、イオンE/イオンHともに「購入者一人ひとりに合わせたカスタム体験を提供することがひとまず明かされています。

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アルヨシャ・トゥシェックによれば「イオンは、パーソナライゼーションを前面に押し出したハイパーカー生産の新たな夜明けを告げるものです。一台一台がオーナーに合わせてカスタマイズされ、比類ない絆を生み出します。私たちのローンチ・コンセプトでは、顧客が車内を完全にカスタマイズすることができます。これにより、当社は世界中の他のサプライヤーと一線を画し、各車両が真にユニークなものとなるのです」。

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ちなみにですが、トゥシェックは過去に950馬力を発生させるスーパーカー「TS900H アペックス」を発表したことがあり、つまり全くの新興スーパーカー / ハイパーカーメーカーではなく「十分な経験を持つ」メーカー。

よって、今回発表されたイオンE/イオンHについても予定スペックを実現するだけの算段があるのかもしれませんね。

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