| 加速性能はフェラーリSF90、最高速はブガッティ・シロンなみ |
スロベニアの新興スーパーカーメーカー、Tushek(トゥシェック?)が新型スーパーカー「TS900 H アペックス」を公開。
実車のお披露目は9月のサロン・プリヴェ(英国)となるそうですが、見たところなかなかに格好良いクルマだと思います(ちょっとマクラーレン720S,っぽい)。
なお、その名から想像できる通り、Tushek TS900 Hアペックスは「900馬力を発生するハイブリッド(正確には950馬力)」。
エンジンは4.2リッターV8、車体構造はクロモリスペースフレームにカーボンファイバー製アウタースキン、車体重量はわずか1,410kg。
その性能は「世界最高レベル」
なお、TS900 H アペックスの0-100キロ加速は2.5秒、最高速度は380km/h。
この加速はブガッティ・シロンやフェラーリSF90ストラダーレと同じタイムで、ピュアEVを除くと「現時点での最速レベル」。
トップスピードについてはポルシェやフェラーリ、ランボルギーニはこれに及ばず、ブガッティやケーニグセグに迫る数値です。
ちなみにTushekが最初のモデルを発表したのは2012年。
創業者はスロベニア人レーシングドライバーであるAljosa Tushek氏で、同氏いわく「我々はここ数年、ニューモデルに与える最新技術の開発に取り組んできた。それらはエレクトリックドライブトレインということになるが、すでに開発を終え、今回公開したTS900 H アペックスはサーキットを走行できる段階にある」とのこと。
インテリアはかなりシンプル、そしてスパルタン。
パドルにも、おそらくは軽量化のためと思われる肉抜きが施されています。
現時点ではハイブリッドシステム詳細やドライブトレーンついては公開されておらず、価格についても発表がないままですが、「サロン・プリヴェにおいて、有力顧客に対してプレゼンテーションを行う」としており、それにあわせて詳細がアナウンスされるのかもしれませんね。
ほかにもたくさんある、新興自動車メーカーによるスーパーカー
そしてここ数年、世界各地で登場しているのが新興スーパーカーメーカー。
レーシングドライバーが興した会社であったり、クルマ好きの実業家がはじめたものなど様々で、しかしその多くは「実現不可能なまま」。
ここでその一部を見てみましょう。