| いったい何が起きるかはわからない |
さて、以前にも紹介したカシオG-SHOCKのニューモデル、GA-2100。
これは八角形のベゼルを持つ新しいデザインを持つアナログシリーズで、一見すると「オーデマピゲ ロイヤルオーク」に似ている、というもの。
ただしGA-2100の場合は素材が樹脂ということでその印象はロイヤルオークとは異なり、「ウブロ・ビッグバンとG-STEEL」のように見間違えることはまずないと思われます。
ただ、実際にG-STEELがウブロ ビッグバンを、GA-2100がオーデマピゲ ロイヤルオークを意識したという証左はないものの、G-SHOCK開発担当が、いかに性質が異なる腕時計といえど、ロイヤルオークやビッグバンを知らなかったとは考えられず、ぼくとしては「多少は意識しただろう」と考えているわけですね(G-STEELの場合は、カラーや素材感も似ている)。
そして、GA-2100が「ロイヤルオークに似ている」と感じたのはぼくだけではないようで、Youtubeや画像掲示板”Reddit”でも大きな話題となり、現在このGA-2100シリーズは「CasiOak(カシオーク)」と呼ばれている模様。
もちろん「カシオ」と「ロイヤルオーク」とをかけ合わせた造語ではありますが、これが一気に広まるほど両者は似ている、ということですね。
Gショック「GA-100」はこんな腕時計
そして昨年9月の発売以来、GA-2100は快進撃を続けており(つまり売れている)、現在ラインアップされるのは全9モデル。
最初はオールブラックのGA-2100-1A1JF、オールレッドのGA-2100-4AJF、そしてブラックにグレーインデックスのGA-2100-1AJF(いずれも13,500円、税抜き)からスタート。
そしてこれらがオーデマピゲ(これはトゥールビヨン)に似ているということで妙な人気が出たわけですね。
ちなみにGA-2100のケースには「カーボンコアガード構造」を採用。
これはケース内部に「カーボンファイバー強化樹脂」を用いたもので、この一つ前の新製品、GA-2000にて採用された新しいショックレジスト機構です(レバー操作で簡単にベルトを着脱できるデバイスも採用されている)。
その後に追加されたのは1990年代のスポーティファッションをテーマにしたポップな「Throwback 1990S」シリーズ、GA-2100THS-1AJR(17,500円、税抜き)。
同じシリーズからはGA-2100THB-7AJFも登場しています。
カシオは90年代やストリートを強く意識したデザインを多数採用していて、つまり主要購買層は「そこ」だと認識しているのでしょうね。
さらにはクリスマスカラーのウインターモデルとしてGA-2100TH-1AJFも。
最新シリーズは「ユーティリティカラー」
そして最新ラインアップがミリタリーカラー(カシオでは”ユーティリティカラー”と呼ぶ)。
サンドカラーを持つGA-2110SU-9AJF(税抜き14,500円)や、
オリーブグリーンのGA-2110SU-3AJF、
迷彩ベゼルを持つGA-2100SU-1AJFといったモデルが登場しています。
いずれもソーラーやGPS機能はないものの、20気圧防水に加えてストップウォッチ、タイマー、カレンダー、LEDライトなど基本機能が充実。
希望小売価格も比較的低く抑えられ、ネット通販だとさらに安く販売しているショップもあり、その人気も納得ではありますね。
VIA:CASIO, Audemarspiguet