■ファッションや腕時計、雑貨など

600馬力級のスーパーカー乗りに!エルメスが600馬力をイメージしたスカーフ「600シュヴォー」を発売。そのほかクルマと関連のある製品・ブランドも結構多い

2020/12/16

エルメスの「600馬力」スカーフ、600シュヴォー

| エルメスは意外とこういった機械モノをモチーフとして採用することがある |

さて、エルメスが「600馬力」をモチーフにしたスカーフ「カレH 140 600シュヴォー)を発売。

デザインを担当したのはポスター・絵本作家のヤン・バイトリクで、自動車とバイクのエンジン、その補機類を組み合わせ、「600馬力」をスカーフ上にて表現しています。

なお、名称の「600シュヴォー」は「600CV(600馬力)」を表すのだと思われますが、600馬力級のスーパースポーツ(セダンやSUVも)に乗っている人にぜひ身につけて欲しい一枚だと思います。

エルメス 600シュヴォーのカラーは3色

ちなみにこの600シュヴォーの価格は163,900円、カラーは「マリン」「グレー」「オレンジ」の3色。

こちらはブルー。

カレh-140-《600-シュヴォー》--553562T 02-flat-1-300-0-1100-1100_b

こちらはグレー。

カレh-140-《600-シュヴォー》--553562T 16-flat-1-300-0-1100-1100_b

モデルさんが身につけるとこう。

ぼくは今までスカーフなるものと縁のない人生を歩んでいますが、雰囲気をエレガントに見せるのに必須のアイテムでもあるため、「いつかは手を出さねばなるまい」と考える製品のひとつ(ただ、自分でも「自分がスカーフを巻いた姿」を想像すると吹き出してしまう)。

カレh-140-《600-シュヴォー》--553562T 14-worn-7-0-0-1100-1100_b

ボクはクルマと身に付けるモノとの関連性を重視する

なお、ぼくはクルマと持ち物、着る服などを関連付ける習性があり、ポルシェ・マカンS、そしてランボルギーニ・ウラカンEVO RWDといった青いクルマが納車された後、急激に青い服が増えているのもその現れ。

参考最近買ったモノ二連発、「ナイキのジャージ」「ルイ ヴィトンのマフラー」。青いクルマを買ったら青いモノが増えてきた

| 人生は何があるかわからない | さて、青い色のクルマを購入したらなんとなく青いものに興味が出てきた今日このごろ。ぼくはもともと「青」がさほど好きではなく、しかし偶然ガレージに青いクルマが二台並ぶこ ...

続きを見る

ただし関連付けるのは「色」だけではなく、様々な角度から「総合的に見て」判断します。

そしてそれはそのブランド発祥の地であったり、コンセプトであったり、ネーミングであったり、その他モロモロ。

たとえば発祥の地だと、ランボルギーニと同じボローニャのブランドということでCPカンパニーやフルラ、ブルーノマリはちょっと贔屓にしたりします(積極的に選ぼうというほどではないが、選択を迷ったときに有利な要素であるのは間違いない)。

最近購入したモノ3連発。「デサントのジャケット」「ブルーノマリのシューズ」「バルマンのピチピチパンツ」

| イタリアでは「ジャケットと革靴着用」を求めるリストランテが多かった | さて、最近購入したもの三連発。今回は「デサントのジャケット」「ブルーノマリのシューズ」「バルマンのパンツ」を紹介したいと思い ...

続きを見る

「コンセプト」という点においては、やはりクルマ愛の強いゴリラウォッチに惹かれるのもひとつの例かもしれません。

ゴリラウォッチが「フェラーリのメーター」をイメージした新作「モデナ」発表!フェラーリファンであればぜひ手に入れておきたい

| ポルシェ、ロータス、マスタング、フェラーリをイメージしたモデルは出てきたが、未だランボルギーニを意識したデザインは出てこない | さて、自動車好きの間で話題のゴリラウォッチ。オーデマピゲのディレク ...

続きを見る

そのほかの些細なことであっても、ぼくは「関連性」「共通性」ということを意識することが多く、そしてそれは商品購入時になんらかの影響を及ぼしている、ということになりますね(そしておそらく、こういった傾向は世間一般に見て少なくはなく、それが「ブランド間コラボ」が行われる一つの理由なのだと思われる)。

「セイコー×ジウジアーロ」復刻腕時計を買ってみた!イタ車乗りには「イタリアンカラー」バージョンだ!

| 予約していたセイコー・ジウジアーロがやってきた | さて、先日”19年ぶり”に復刻されると紹介した「セイコー×ジウジアーロ」デジタル腕時計ですが、予約していた”エストネーション”モデルが早速やって ...

続きを見る

世の中には自動車との関連性が深いブランドも

なお、一見すると自動車と関係のないようなブランドであっても「意外や」クルマとのつながりがあるという例も。

たとえばダンヒルは、もともと馬具専門卸業として1880年に創業し、その後1893年に息子のアルフレッド・ダンヒルが自動車旅行用品製造販売業へと転換したのが現在の原型。

当時は相当数の自動車関連用品を揃えていたようで、当時のブティックの名も「Dunhill Motorities」。

これは「Motoring」と「Authorities」とをかけ合わせたダンヒルのための造語であり、つまりはそれだけ自動車に近いブランドで、当時は「エンジン以外なはんでも売っている」とまで言わることに。

そしてその名残りなのか、現在においてもクルマやバイクと高い関連性を持つ、もしくはモチーフとした製品も多数揃います。※とくに上質なドライビンググローブはオススメ。ときどきアウトレットに出てくる

w750

そしてルイ・ヴィトンはもともと「旅」をルーツとしていることから(ブランドのはじまりはスーツケースやトラベル用トランク)、空(飛行機)、海(船)、陸(自動車)をモチーフとした製品を発売することがありますね。

60

これがルイ・ヴィトンのディレクターとメルセデス・ベンツとのコラボGクラス「プロジェクト・ゲレンデ」!いかにもヴァージル・アブローっぽい仕様にカスタム

「おもちゃのように見えるがこれでも実車 | 先日、メルセデス・ベンツが突如公開した「プロジェクト・ゲレンデワーゲン」。これはルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクター、ヴァージル・アブローとメルセデス ...

続きを見る

そのほかショパールだと、CEOであるカール・フリードリッヒ・ショイフレ氏がポルシェのコレクターであるということから(ポルシェのトラクターすらも持っている)、モータースポーツを意識した「ミッレミリア」を発売中。※一時期、ポルシェのレース活動を支援し、車体にロゴが掲出されていたが、最近は見なくなった

このほか、タグ・ホイヤー、ロレックス・デイトナなど、自動車(モータースポーツ)にゆかりのある腕時計ブランド/モデルも数多く、ときにはそのルーツを探るだけでも楽しくなってしまいます。

55

ランボルギーニ・ウラカンに「デイトナ24時間」優勝記念限定車登場。ロレックス・デイトナの「デイトナ」はこのレースのスポンサーが起源であることはご存知?

| ウラカンGT3 EVOは二年連続でデイトナ24時間、セブリング12時間を制覇 | ランボルギーニがウラカンEVOのスペシャルモデル、「ウラカンGT EVOセレブレーション(Huracan EVO ...

続きを見る

このほかウブロ、プーマやヒューゴボス、トッズ、ダミアーニなど自動車ブランドとの「コラボ」を行なうブランドもいくつかあるものの、そういった商業的理由ではなく「そのルーツそのものに自動車が関わっている」ブランドや製品もたくさんあり、折に触れて紹介してゆくことができればと思います。

合わせて読みたい、関連投稿

イタリアンスーパーカー好きにお勧めのイタリア料理店、「ピッツェリア・サンフェリーチェ」。本場ボローニャの味を楽しめる

| ピザのほか、チーズ、生ハムは外せない | さて、今日はクルマ好き、というかイタリアンスーパーカー好きにお勧めなイタリア料理レストランを紹介したいと思います。これは大阪は箕面にある「ピッツェリア・サ ...

続きを見る

セイコー・アストロン×ジウジアーロの限定腕時計を購入。30万円の価値があるかを検証する

セイコー アストロン ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル(Seiko Astron 2017 Limited Edition Designed by GIUGIARO DESIGN / SBX ...

続きを見る

参照:Dunhill, Louis Vuitton, Chopard

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-■ファッションや腕時計、雑貨など
-, , , , , , , ,