| ポルシェ、ロータス、マスタング、フェラーリをイメージしたモデルは出てきたが、未だランボルギーニを意識したデザインは出てこない |
さて、自動車好きの間で話題のゴリラウォッチ。
オーデマピゲのディレクターとデザイナーとの2人が新しくはじめたブランドで、2018年の展開開始以来、数々の話題作をリリースしています。
チタンやアルミ、カーボンといったハイパフォーマンスカーにおいて馴染みの深い素材をふんだんに使用し、そのデザインも古今東西の名車を連想させるものとあって、またたく間に人気化したのは記憶にあたらしいところ。
ゴリラウォッチ「モデナ」はフェラーリを意識
そして今回新しく新しく追加されたのが「MODENA(モデナ)」「ESPIONAGE(エスピオナージ)」「LEGACY TOKYO(レガシー・トーキョー)」の三種類。
まずは「モデナ」ですが、これはフェラーリの本社所在地の名を冠するだけあって「フェラーリのメーター」をイメージしたようですね(フェラーリの名は出せないので「伝説が生まれた地」等のぼかした表現を用いている)。
こちらはフェラーリ(ポルトフィーノ)のメーター。
ちょっと遠いですが、雰囲気が似ていることがわかると思います。
腕時計の仕様としてはカーボン製ケースにセラミックベゼル+アルミ製インサート、アプライド文字盤、スケルトンアワーディスク、そしてチタン製ケースバック。
ちなみにベゼル表面に見えるボルト、尾錠やリュウズもチタン製というこだわりようです。
エスピオナージはマスタングをイメージ
そして「ESPIONAGE(エスピオナージ)」は1965年製のフォード・マスタングをイメージ。
こちらはマット仕上げのグリーンセラミックベゼルにアノダイズド仕上げカッパーのアルミインサート、やはりアプライド文字盤。
カーボンケースはフェイス側がチェックの積層カーボン、サイド側がフォージドカーボンといった凝ったつくりとなっています。
ケースバックはやはりスケルトン。
「モデナ」とともに世界350本限定となり、ケースバックにはシリアルナンバーが刻印されています。
ムーブメントはMIYOTA製(90S5)自動巻き、ストラップはバイトンラバー。
レガシー・トーキョーは2020年特別限定版
そして特別限定版となるレガシー・トーキョーはホワイトセラミックにレッドアクセントという仕様。
もちろんこのカラーリングは「日本」を意識したものであることは言うまでもなく、アプライドインデックスの「20」部分がゴールド仕上げとなっているのは、幻の「2020東京」をイメージしたものだと思われます。
ケースはもちろんカーボン製で、上の2つと同じく正面は積層カーボン(チェック柄)、サイドはマーブル調の鍛造カーボン。
こちらは世界限定250本のみ、とのこと。
収益の一部は東京都福祉保健局の「守ろう東京・新型コロナ対策医療支援寄付金」へ寄付される、とアナウンスされています。
その他にはこんなラインアップも追加されている
なお、ゴリラにはMIYOTA製のムーブメントを使用したFASTBACK(ファストバック)、FASTBACK GTのほか、複雑時計として「DRIFT(ドリフト)」シリーズも。
これはヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ社との共同開発によるワンダーリング・アワー機構を備えたもので、最新モデルとして「ミラージュ(ガルフカラーをイメージ)」、「エリーゼ(もちろんロータスをイメージ)」といったモデルも追加済み。
そのほかポルシェ917「ピンクピッグ」をモチーフにしたファストバックGTも発売されており、クルマ好きなら唸らされること間違いなしのラインアップが揃います。
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