ジェイコブより「ゴッドファーザー50周年記念」限定腕時計が登場！オルゴール内蔵であのテーマ曲を腕の上で再生できるぞ！ただしお値段8250万円、「名言バレル」も

｜　ジェイコブ（Jacob & Co）はほかの腕時計メーカーとは全く異なる複雑時計を発表し続ける　｜

とても買える価格帯ではないが、こういった腕時計もロマンがあって面白いと思う

さて、数千万円はあたりまえ、さらには「億」というとんでもない価格帯の腕時計を立て続けにリリースし、ブガッティのコラボレーションでも知られるジェイコブ（Jacob & Co）。

「アストロノミア」「ツインターボ」「ザ・ミステリー」「ビリオネア（ネーミングセンスがスゴいな・・・）」などいくつかのシリーズを持っていますが、今回はオペラシリーズより、映画「ゴッドファーザー」50周年を記念した「オペラ by ジェイコブ＆コー ゴッドファーザー ミュージカルウォッチ 50周年記念モデル（8250万円、50本限定）」が発表されています。※最近は高価な腕時計が増えすぎて、8250万円と聞いても驚かなくなった

「オペラ by ジェイコブ＆コー ゴッドファーザー ミュージカルウォッチ 50周年記念モデル」は映画の世界観を余すところなく表現

そこでこの”オペラ by ジェイコブ＆コー ゴッドファーザー ミュージカルウォッチ 50周年記念モデル”の特徴を見てみたいと思いますが、最大の特徴は「あのゴッドファーザーのテーマを、オルゴールで奏でてくれる」ということ。

ジェイコブ＆Coによれば「ゴッドファーザーという映画を、シネマティック、グラフィック、ミュージカルの面から再現した」とのことで、ホワイトゴールド製ケース（49ミリ）の外周にはこんな感じで映画を象徴する13のシーン（ソニーが襲撃されたクルマやモー・グリーンの銃痕が残るメガネなど）がレーザーにて刻印されていて、これにはフェムトレーザーテクノロジーが利用され、完全に彫り込みが終了するまでには30時間を要することに。

さらににこれらのシーンは映画の場面と同じ順番を持っているのだそう。

そしてこちらは「名言彫刻バレル」。

「I'm gonna make him an offer he can't refuse」など13の印象に残るセリフが刻まれ、バレルそのものはローズゴールド製だと紹介されています。

そしてこのバレルにはピンが打たれており、これがオルゴールの役割を果たすことになるのですが、ケース10時位置のプッシャーを押すと658個ものパーツが動いて「あの名曲」を30秒かけて奏でます（それと同時に、ムーブメントと文字盤は120度回転する）。

なお、このピンを弾くのはピアノに見立てられたパーツで、実際にピンがこれを弾くと「ピアノの鍵盤が動いて見えるように」なるという芸の細かさ。

ピアノ天板に相当する部分にはドン・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドが描かれています。

さらには文字盤の中央には「ゴッドファーザーがラペルに挿しているバラ」モチーフのミニチュアも（手彫り、そしてハンドメイド）。

ケースサイドにあるのはバイオリンの形状を持つクランクですが、これを回してゼンマイを巻き上げる（手巻き）わけですね。

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巻き上げまでもが優雅！

そのほか、ジェイコブ＆Coおなじみの「3軸フライングトゥールビヨン」や・・・。

文字盤上部には2針も時刻表示（かなり時間を把握しづらいが、この腕時計は時間を知るためのものではないので問題はない）。

スペック的なものを述べておくと、ムーブメントは自社製のJCFM04（パワーリザーブは50時間）、ケース直径は43ミリ、厚さは17.2ミリ、重量は38g、

「オペラ by ジェイコブ＆コー ゴッドファーザー ミュージカルウォッチ 50周年記念モデル」を紹介する動画はこちら

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参照：Jacob & Co