【動画】ブガッティとジェイコブのコラボ腕時計最新作はなんと1.8億円！ケースはサファイアクリスタル、内部にはW16エンジンも

｜ ブガッティとジェイコブとのコラボ腕時計の価格はどんどん上昇中、そんなに売れているのか・・・ ｜

発売開始時の「数千万円」でもかなり高価だと思ったが、現在の中心価格帯は「億」に上昇

さて、最近のブガッティはひげそり、電動キックボード、スニーカー、ビリヤードテーブル、宝飾品など様々なコラボレーションを行っていますが、それらの中で最も注目すべきなのは「腕時計」。

これはJacob&Co（ジェイコブ）とのパートナーシップによって展開されるもので、その価格帯は数千万円〜数億円と様々ではありますが、今回新作として「ブガッティ・シロン ブルーサファイアクリスタル」を発表。

なお、これまでにジェイコブはブガッティとのダブルネームとして「ツインターボ・フューリアス・ブガッティ」「ツインターボ・フューリアス・ブガッティ 300＋」「ツインターボ・フューリアス・ブガッティ ラ・モントレ・ノワール」「ツインターボ・フューリアス・ブガッティ・サファイアクリスタル」「ブガッティ・シロン・トゥールビヨン」「ブガッティ・シロン・トゥールビヨン・バゲット」「ブガッティ・シロン・トゥールビヨン・サファイアクリスタル」を発売済みです。

サファイアクリスタルのケースはハイエンドウォッチで流行の兆し

このサファイアクリスタル製ケースについては、ウブロが採用するやいなや（ハイエンドウォッチにて）ちょっとした流行となり、それはおそらく見た目が金属製ケースと異なって目立つから、そしてパーティ会場などで（照明が当たると）目立つからだと思われます。

ただ、このサファイアクリスタルをケースに採用することは容易ではなく、機械によるカット、手作業による研磨といった工程を経て、ケースだけを作るのにも数ヶ月を要するのだそう。

そのために金属製のケースよりもかなり高価になってしまうわけですが、ある意味では見た目が「オモチャっぽく（悪い意味ではない）」、しかしお金持ちにとっては「一般人には理解ができないであろう」そのギャップというか価格と見た目とのバランスに自己満足を感じるのだと思います（そのケースがサファイアクリスタル製だと知らない人にとって、その価格は到底想像ができないものでもあり、それを楽しむ余裕がある人が選ぶ素材でもある）。

そんなわけでラグジュアリー系ウォッチメーカーはこのサファイアクリスタル製ケースの採用を拡大しているわけですが、今回発表された「ブガッティ・シロン ブルーサファイアクリスタル」はその名が示すとおりにブルークリスタルを使用していることが大きな特徴。

その細部はブガッティ・シロンをモチーフに

さらにはシロンに採用されるW16クワッドターボエンジンを模したギミックも採用しており、シリンダーブロックの中のピストンは実際に可動します（ゼンマイでこれらを動かすには、相当に精密に加工し、フリクションを抑えないといけないと思う）。

このターボチャージャーも回転する、とのこと。

パワーリザーブ型はフレンチトリコロール、そしてガソリンマーク。

この「ブガッティ・シロン ブルーサファイアクリスタル」の構成部品は578個、独自の「ショックプロテクションシステム」を導入しており、さらには18Kローズゴールドのアクセント、ラバーストラップ、18Kローズゴールドのバックルなどが採用され、その価格はなんと150万ドル（約1億8000万円）に設定されています。

参考までに、このブガッティ・シロン・サファイアクリスタルシリーズにはいくつかのカラーがあり、こちらは「グリーン」。

もちろん、「自分のシロンと同じ仕様にする」ためのパーソナルオーダープログラムも存在するのだと思われます。

ブガッティ・シロン ブルーサファイアクリスタルを紹介する動画はこちら

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参照：Jacob&Co.