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ケーニグセグの新型ハイパーカー「ジェスコ」参上。1600馬力、段飛びシフトが可能な新型トランスミッションを装備したハイテクマシンに

投稿日:2019/03/06 更新日:

デュアルクラッチは段飛びシフトができない

ケーニグセグがアゲーラRSの後継モデル「Jesko(ジェスコ)」を公開。
その出力はなんと1600馬力で、アゲーラRSの1360馬力はもちろん、レゲーラの1500馬力すらも大きく超えています。

なお、「Jasko」はケーニグセグ創立者、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏の父親、ジェスコ・フォン・ケーニグセグに由来する、とのこと(ウワサされていた”ラグナロク”ではなかった)。

見た感じは「レゲーラとアゲーラの中間」といった感じで、ケーニグセグらしさを持ちながらもさらにアグレッシブに進化した、という印象です。

相変わらず「技術の見本市」

ケーニグセグ・ジェスコに使用されるエンジンはアゲーラにも使用されていた5リッターV8となり、標準ガソリンだと出力は1280馬力、E85ガソリンを使用すれば1600馬力へ。
ピークトルクは1500Nmで、ブガッティ・シロンの1600Nmには勝てないものの、2,700回転~6,170回転という幅広い回転域で1000Nmを超えるトルクを発生するといい、レブリミットは8,500回転(排気量を考えるとけっこう高回転)。

maxresdefault

アゲーラRSからのパワー向上は180度フラットプレーン・クランクシャフト、新型インテーク、より大きなターボチャージャーによって達成されていますが、現在特許申請中の「エアインジェクション」もこれに貢献しているようですね(ターボにエアを注入し、ターボラグを解消する)。

ケーニグセグは「カムレスエンジン」「ダイレクトドライブ」等数々の独自機構を開発しているものの、さらに今回新しい技術を開発してきたということになり、クリスチャン・フォン・ケニグセグは「現代のブレゲ(たった一人で業界の技術を一気に進歩させた)」のようだ、とも思います。

Koenigsegg-Jesko-13

ケーニグセグ・ジェスコには新開発の「光速」トランスミッションが装備

なお、ジェスコに採用されるのはダイレクトドライブではなく「9段ギアボックス」。
これもケーニグセグの開発によるもので「ライトスピード(光速)トランスミッション」と命名され、デュアルクラッチに似た「マルチクラッチ」を持つとのこと。
この構造はさておいて、大きな特徴は「段飛びシフト」ができることで、これはたとえば4速→7速、その逆も可能だとされ、この「段飛びシフト」は現在のデュアルクラッチにはできない芸当(トルコン式ATだと可能)。

Koenigsegg-Jesko-Hong-Kong-debut-6

そしてこのライトスピード・トランスミッション=LSTの操作は「2ポジションパドル」で行い、短いパドルを操作すると通常の1段づつの変速、そして長い方を引くと「加速に最も適したギア」をトランスミッションが自動選択するという仕組みだそう。

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⠀さらにジェスコには「トリプレックス(Triplex)」ダンパーシステムも与えられ、これはエアロパーツの負荷に応じて車高を変化させることができるようですね(高速走行時にエアロパーツへの負荷がかかれば車高ダウン)。※レゲーラにはリアのみ、しかしジェスコは前後にこれを持つ
なおダウンフォースは最大「1000キロ」で、これはメルセデスAMG ONEの700キロ、マクラーレン・セナの800キロを超え、ブラバムBT62の1200キロ、アストンマーティン・ヴァルキリーの1400キロに迫る勢い。

Koenigsegg-Jesko-01

さらに最近のスーパーカー/ハイパーカーには必須と言える「後輪ステアリング」も装備しており、一気に「ハイテクマシン」へと変貌を遂げたように思います。

jesko_050

なお、ケーニグセグ・ジェスコの最高速や車体重量、価格や納車時期は不明。
ただし時速275キロの時点でブーストは「40%」とのことで、標榜する「時速482キロ」も不可能ではないのかもしれません。

インテリアも全般的にアゲーラRSから大きく進化し、レゲーラに近いデザインも見られるようです(それは外装も同じ)。

Koenigsegg-Jesko-09

ちなみにGフォースはちょっとレトロな感じのメーターにて表示が可能。

jesko_interior_g-force_20190301_0

ケーニグセグ・ジェスコの様子はジュネーブからの動画にて


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