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ブガッティCEO「シロンにはもっとバリエーションが必要だ。ディーボの派生モデルも登場する」。SUV計画は撤回し、より投資が小さくて済む”派生モデル戦略”にシフトか

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| もともとステファン・ヴィンケルマンCEOは”バリエーション増加主義”だ |

ブガッティCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏が「シロンにはもっとバリエーションが必要だ」とコメント。
これは英国 Autocarに対して語ったもので、着任直後に発表したシロンスポーツに始まり、ディーヴォ、ラ・ヴォワチュール・ノワール、チェントディエチ、シロン・スーパースポーツ300+に加えてさらになんらかの追加モデルを発表するということになりそう。

なお、「シロン」はもともと500台限定という計画を持っており、シロン発売当時のブガッティCEO、ウルフギャング・デュラハイマー氏は「バリエーションを追加せず」500台のシロンを売り切る計画を持っていたと報じられています。
ですがその後、ステファン・ヴィンケルマン氏がブガッティへとやってきて、そこで方針を急激に転換して「バリエーション増加」へと動いたのがこれまでの流れ。

やはりプレミアムカーに「バリエーション」は必要

ちなみにステファン・ヴィンケルマン氏はランボルギーニ、アウディスポーツのCEOも歴任し、それらブランドでもバリエーション拡大にて業績を伸ばしてきた人物。
一般にプレミアムカーは台数が増えると希少性と価値が下がり、しかしCEOの立場としては販売台数を増やさねばならないという矛盾した課題を抱えます。
そこで同氏が考えたのが「同じモデルでも、仕様違いにて多種少量生産にすれば1種類あたりの希少価値が下がらない」という戦略だったと思われ、たとえばランボルギーニだと、それまでバリエーションの少なかった「ガヤルド」に後輪駆動モデル、ペルフォルマンテ、スーパートロフェオ・ストラダーレ等のバリエーションを相次ぎ投入。
もちろんアヴェンタドール、そしてその後に移籍したアウディスポーツにおいてもR8の後輪駆動モデルを企画したり、と精力的に活動しています。

そしてブガッティに来てからもその勢いは衰えず、上述のように矢継ぎ早にニューモデルを投入している、ということになりますね。

【動画】ランボルギーニ・アヴェンタドールは2011年の登場以降、これだけの限定モデル/バリエーションをリリースした!どういったものがあるのかを見てみよう

なお、こういった「少量生産限定モデルを多数用意する」のには販売台数増加と希少性とのバランスを取るという意味の他にも「常に話題を提供する」という重要な側面があり、これによってブランド認知度や価値を上げてゆくことが可能となるのだとぼくは認識しています。

創業110年を迎えたブガッティ。CEOが語る今後のビジョン「高級さと快適さ重視」「クルマを作ると同時に芸術を創り出す」「SUVは絶対にない」

そんなワケで今回ステファン・ヴィンケルマンCEOが語ったのが「バリエーションは必須だ。我々の顧客はバリエーションを必要としており、我々はそのために行動しなければならない。それらは単なるスペシャルエディションではなく、「特別な」モデルたちだ。ディーヴォの派生車種は今年にも公開できるだろう」。

ブガッティを新車で購入するには厳しい(ブガッティによる)審査をクリアする必要があり、よって「お金があれば買える」というわけではないのがブガッティ。
よって購入できる人は限られるものの、ブガッティを買えるだけの財力を持つ人は「一人で何台も」購入する事が多く、そういった人々のためにも「バリエーションが必要」と考えているのかもしれません。

シロンのオープンモデルは登場する?

そしてバリエーションと聞いてまっさきに思い浮かぶのが「オープンモデル」。
ヴェイロンではタルガトップ仕様の「グランスポーツ」が発表されていますが、シロンは発表当初から「オープンモデルはない」と言われていて、しかし前CEOの方針を撤回してステファン・ヴィンケルマン氏がオープンモデルを発売するかどうか、というところが焦点でもありますね(もともとオープンを考えていない設計だけに、オープン化は難しいとは思われる)

ちなみにブガッティについてはこれまでにも様々な「追加モデル」のウワサがあり、最近だと「SUVが発売されるのでは」という話も。
ただ、これについては親会社であるフォルクスワーゲンが「SUV開発のための資金を出し渋っている」とも報じられ、ここ最近話が出ていないところを見ても「計画が凍結」され、よりコストが低いであろうと思われる「シロンのバリエーション」へと舵を切ったのかもしれませんね。

ブガッティ・ヴェイロンは1台売るごとに6.24億の赤字だった!そのためブガッティのニューモデル投入につき親会社のVWは開発資金提供を渋っている模様

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