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トヨタ86とマツダ・ロードスターをガチで比較した動画登場。両者の差異を考えてみる

2017/09/23

トヨタ86、マツダ・ロードスターという日本の誇るFRスポーツカーの比較動画が公開に。
ワインディングロード、サーキットにて本気のテストを行なっていますが、サーキットでは実際にタイムも計測しています。
日本だとエンジンのサイズが異なり(86は2リッター、ロードスターは1.5リッター)直接の比較対象になりませんが、北米では同じ「2リッター」となるため、ダイレクトに競合するのかもしれません。

なお日本だとトヨタ86は206馬力(ATは200馬力)、重量は1240-1270kg(262~346万円)。
マツダ・ロードスターは130馬力、車体重量990-1020kgとなっています(249~314万円)。
ただし北米仕様のロードスター”MX-5”に積まれるエンジンは2Lであり、「ロードスターRFと同じ出力」と考えると158馬力で、価格も86に近くなるのかもしれません。

ぼくは今までトヨタ86の前期/後期、AT/MT、マツダ・ロードスターについてはオープントップ/RF、AT/MTそれぞれを運転したことがありますが、スポーツカーの純度としては86の方が上ではなかろうか、と感じています。

ぼくがここ最近所有してきたスポーツカーはポルシェ・ボクスター(986/981)、アウディTT、ポルシェ911など比較的パワーがありポテンシャルの高い車ばかり。
よって「車に助けられて」速く走れていた部分が大きく、つまりこれらの車は(ポルシェ911を除くと)アクセルを踏めば加速し、ブレーキを踏めば停まり、ステアリングを切ればサクっと曲がる車です。

そのため「スローイン・ファストアウト」という基本から多少外れても無理に操作すればなんとか「曲がる」ことができ、ロスが出てもアクセルを踏めば「加速」していたわけですね。

そういった「下手な部分をカバーしてくれる」車に慣れてしまったがために運転がどんどんズボラ(車の性能に頼ってしまう)になってしまい、下手に輪をかけてしまったのが現在のぼくですが、トヨタ86に乗るとそういった「甘え」を徹底的に否定され、自分はこんなに運転が下手だったのか、と気づかされることに。

トヨタ86で速く走るにはしっかりカーブ手前で減速し、前輪に荷重を乗せてステアリングホイールを切り、そこから駆動力を後輪にかけて車体の向きを変えながら加速する、という「基本」がしっかりできている必要があります。
しかも出力が「ちょうどいい」ところにあるのでアクセルをラフに扱うとオーバーステアになったり、加速のタイミングを謝ると思うように加速できなかったり(失敗をパワーでカバーしてくれるほどの余裕はない)。



そういった意味ではブレーキ、ステアリング、アクセル操作がドンピシャでマッチしないと速く走れず、これは印象でいうと「ポルシェ911に近い」もの。
ポルシェ911はスポーツカーのメートル原器とまで言われますが、そこには自分のスキルを鏡のように映し出すピュアさがあると思われ、86はこれに通じる、と考えています。

じゃあロードスターはどうなの?というところですが、これはアンダーパワーなのでアクセル操作によって車体が姿勢を崩しにくく、よって基本的に安定志向。
アクセルで車体を思い通りにコントロールするほどのパワーは(86に比べて)無く、ステアリング特性も基本的にニュートラル。
操作した通りに動くという素直さを持っているのは美点と言えますが86のようなシビアさは無く、ドライバーに残酷な現実を突きつけるよりは「ドライバーの下手さをカバーしてくれる」だけの懐の深さをも持っており、特にそのハンドリングは友好的と言えますね。

その意味でロードスターは「気楽に、高いスキルを要せずに楽しく走れる」車であり、ポルシェで言うと「ボクスター」に近い、とぼくは考えています(ポルシェ自身、ボクスターを”プロムナードカー”、911を”純粋なスポーツカー”と表現しており、これがそのままロードスターと86に当てはまるように感じる)。

どちらにもそれぞれの美点があり、それをどう評価するかは乗る人のスキルや目的次第。
86は高いスキルを持っていたり、これから運転技術を磨こうとする人には向いていると思われ、しかし真剣に車と向き合う必要が。
ロードスターは「楽しく」付き合える友達のような車であり、ユルさを許容できるだけのおおらかさを持っています。

よってぼくにこれら優劣を語ることはできませんが、いずれも劣らぬ魅力を持った車であると言えますね。

関連投稿:次世代トヨタ86はマツダ・ロードスターがベースになる、という噂

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次世代のトヨタ86はマツダ・ロードスター(ND)のプラットフォームを使用するかもしれない、という噂。

次世代の86が開発中であることはトヨタが公言していますが、現在詳細は不明。
しかしここで、そのプラットフォームはNDロードスターのものになる、という話が出ているようですね。
マツダはすでにフィアット・ロードスター(124ロードスター)にプラットフォームを提供することを決めていますが、トヨタともそういった話がなされたのかもしれません。

なお、トヨタについては次期スープラがBMWとの共同開発になるとされますが、社外との協業を加速させるのかもしれませんね。
86もスバルとの共同開発ですし、かつてはテスラとも共同してEVの開発を行っており、その下地は整っているのかもしれません。

トヨタはすでにテストを行っているとされ、さらには86よりも小さいモデルの開発も考えているとのことで、色々な可能性を模索しているのでしょうね。

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