| レクサスらしいゴージャスなコンセプトカー |
CGデザイナー、Gabriel Hantig氏が考えたレクサスのコンセプトカー、「Lexus-Kaze」
これは完全自動運転となる未来志向のクルマで、しかし2シータークーペという贅沢な一台。
ARやOLED、KERSといった技術を用いており、ほかにも軽量ホイール、アクティブエアロ含むカーボンファイバー製ボディを持ち合わせています。
動力性能に関するデータはなく、全長4566ミリ、全高1200ミリ、幅2040ミリ、重量1060キロ、そしてパワートレーンはV8ガソリンエンジンとエレクトリックモーターにて800馬力を発生、とだけ公開(面白いのは”想定価格”も発表されていることで、6700万円程度、とのこと)。
セレブ限定仕様
なお、このレクサス”KAZE”は起業家やセレブ、カーエンスージアストを対象とした豪華仕様。
サイズの割に「定員2名」というところからもわかるとおり、贅沢極まりないクルマです。
リアはこんな感じ。
かなり独特のデザインを持っていますね。
サイドウインドウはなく、「完全自動運転」が基本だと言えそう。
そして自動運転を備えるのに対して「ガソリンエンジン搭載」というところが珍しく、このあたりはさすがターゲットに「カーエンスージアスト」が入っているだけある、と思います。
なお、多くのアーティストがデザインスタディの素材としてポルシェやフェラーリ、ランボルギーニを選ぶ傾向にありますが、何故かレクサスは少なめ。
ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニを選択するのは「既存デザイン言語を下敷きにして、自分の主張を表現しやすい」からだと思われ、それは各メーカーのデザインが確立されていたり、歴史がしっかりしているからだ、と考えています。
ですがレクサスは歴史が浅いながらも「スピンドルグリル」はじめ特徴的なヘッドライトやテールランプなど「わかりやすい」特徴を持ち、なによりも「高級」という心の通った価値を持っていて、意外と素材としては「使いやすい」かもしれず、もっとレクサスをモチーフにしたレンダリングが増えても良さそうなのに、と感じています。
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