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ダッジがカスタムに本気出した。1000馬力のスワップ用エンジン、純正レストモッド”チャージャー”を公開

2018/11/02

| ダッジはアメリカンマッスル一直線 |

ダッジが「モパー」ブランドより”エンジン単体”を発売。
このエンジンはなんと1000馬力を発生するものですが、アメリカでは「エンジンスワップ」の人気が高いこと、古い車のエンジンがパーになったら新しいエンジンに載せ替えるという習慣があることから、エンジン単体を発売するのはさほど珍しいことではないようですね。

そして、こういった単体で販売されるエンジンは「クリートエンジン」と呼ばれ、そして今回はFCA(フィアット・クライスラー・オートモビル)のパーツ部門であるモパーからそれが発売された、ということに。

モパーとはなんぞや

そしてもう一つ説明を要するであろうのが「モパー」。
これは上述の通りFCAのパーツブランドですが、ダッジはもちろんジープなどFCAの車を対象にした、自社によるアフターマーケットパーツを提供しています。
「Moper」は「モアパワー(More Power)」が語源だとされ、その名の通りユーザーがカスタム/チューンすることを前提としたパーツを揃えており、これまでにも何度か「モパーのパーツでカスタムした」車両を公開していますね。

ダッジ・スーパーチャージャー・コンセプトはこんなクルマ

そしてさらに、ダッジが今回このエンジンとともに公開したのが1968年モデルのダッジ・チャージャーをレストモッドしたもの。
レストモッド(Restmod)はレストアとモディファイとを組み合わせた造語ですが、文字通りダッジが自社で「過去の車を現代風に仕上げた」一台となっています。

この「レストモッド」チャージャーには今回の1000馬力エンジンが積まれることになりますが、このエンジンは「Hellephant(ヘルファント)」という愛称で呼ばれており、それはダッジの高性能エンジン「ヘルキャット(Hellcat)」を「象(Elephant)」のように容量アップさせたから。

そしてこのエンジンを搭載したチャージャーは「スーパーチャージャー・コンセプト」と命名。
おそらくはこのエンジンを加給する「スーパーチャージャー」と「スーパーなチャージャー」両方をかけたのだと思われ、いかにもアメリカっぽいネーミングでもありますね。

ただし「スーパーチャージャー・コンセプト」はそんな冗談めかした生っちょろいシロモノではなく、上述のとおり1000馬力エンジンを搭載したモンスター。

トランスミッションは6速(漢の)マニュアル、ブレンボは前後ブレンボ製、ホイールはフロント20、リア21インチという仕様です。

全身ブラックとブロンズで仕上げられ、ところどころレッドに光るという、モンスターよりも悪魔を連想させる仕上がりで、これが「メーカー純正カスタム」というのには驚かされますね。

ちなみに車体はホイールベース、トラックとも拡大され、ボディはグラスファイバー製ですべて新デザインとなっていますが、フロントオーバーハングが短くなったり、さらには「チャレンジャーSRTデーモン風」のフロントエンドなど、新しい要素も多く採り入れられているようです。

なおフロントスプリッターはチャレンジャーSRTデーモンから、リアスポイラーは現行チャージャーから、ヘッドライトは最新モデルのチャージャーから、ドアミラーは1971年モデルのダスターからの移植だとのこと。

↓最近は「太い」センターマークが流行っぽい。ステアリングのセンターキャップは「象」となっていて、この辺りのユーモアセンスは”さすが”

日本ではこういったエンジンスワップ、ボディ形状の変更といったカスタムは非常に難しいのが現状ではあるものの、海の向こうではモパーのカタログを見ながら「どのパーツを取り付けようか」と考えているオタク連中がいるかと思うと、ちょっと羨ましい環境だと思います。

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