この金額でも「思ったよりも安いな」と考えるようになった自分が怖い
さて、早いものでランボルギーニ・ウラカンの12ヶ月点検。
今回はバッテリーの交換を行うので結構な出費になると覚悟していて、まずは見積もりを取得しています(ウラカンはすでにランボルギーニ大阪さんに預けてきた)。
今回、見積もり上での金額は225,958円となっており、ちょっとした高級車の車検費用並み。
やっぱりスーパーカーの維持にはそれなりの費用が必要となってきますが、ここでその詳細を見てみましょう。
ランボルギーニ・ウラカン12ヶ月点検の内容はこうなっている
以下が今回ランボルギーニ大阪さんにお願いする12ヶ月点検の見積もり。
内容を見ると高い割合を占めるのがバッテリーで、これはなんと74,017円。
ただ、最近のクルマは電装品が増えておりバッテリーの容量も年々巨大化しているため、もしかするとそう珍しくはないのかもしれませんね。
ちなみにバッテリーに関して言えば、今のところ電圧に問題はなく、しかし「予防」的観点から今回交換を決意することに。
もちろんバッテリーは交換しなくてもまだまだ使えそうですし、点検やオイル交換も「行わない」という選択肢もありますが、やはり安心してスーパーカーに乗るためにはパーツ交換や点検に手間とお金を惜しむべきではない、とぼくは考えています。
法定12ヶ月点検 技術料 ・ランボルギーニ専用テスターによる診断 ・エンジンエアフィルター清掃もしくは交換 ・冷却システム点検 ・エアコンマイクロフィルター清掃もしくは点検 ・フロント及びリアドライブシャフト点検 ・フロント及びリアサスペンション点検、規定トルク締め付け ・ブレーキシステム点検 ・ブレーキディスク及びパッド点検 ・タイヤ及びホイール着脱点検清掃 ・カーボンモノコックボディフロア点検 ・フロントデフ及びパワートレインアライメント点検 ・ドア及び開口部のヒンジ部グリスアップ ・シートベルト機能点検 ・ヘッドライト光軸点検、調整 | 91,260円 |
エンジンオイル(VW504 Castrol SLX 5W-30) (7.5L) | 22,680円 |
エンジンオイルエレメント | 7,749円 |
ドレンワッシャー(4個) | 272円 |
バッテリー交換 | 74,017円 |
ブレーキフルード交換 技術料 | 21,060円 |
ブレーキフルード HYDRAULAN 404 (2L) | 8,920円 |
なお、これでもガヤルドに比較するとかなり維持費は安くなっていて、というのもガヤルドでは「毎年交換」が義務付けられていたりした部分がウラカンでは「交換不要」や「数年に一回」になっていたり、そもそもの点検箇所が少なくなっているため。
その意味ではスーパーカーもメンテナンスフリー化が進んでおり、将来的に「ピュアエレクトリック」になるとエンジンオイルやスパークプラグの交換も不要になりますし、税金含む維持費もぐっと安くなりそうですね。
ちなみにぼくにとってのはじめてのスーパーカーは「ランボルギーニ・ガヤルド」ですが、二回目の12ヶ月点検の見積もりを取得したときに「25万円くらい」という金額となり、この見積もりはメールで送ってもらったのですが、あまりの金額の高さに「何かの間違いなんじゃないか(その前に乗っていたポルシェ911の12ヶ月点検はこの1/10以下だった)」と思ってすぐにランボルギーニ大阪さんに電話したことを覚えています。
しかし今では「12ヶ月点検で22万円」と聞いても「想像したよりも安く済みそうだな・・・」と考えるようになってしまい、その意味ではスーパーカーは明らかにぼくの金銭感覚を変えてしまったと言えそう。※1回めの12ヶ月点検はサービス価格だったのでそこまで高くなかった
ただしスーパーカーの点検や整備が高額なのには理由があって、たとえばオイル交換一つとっても信じられないほどの手間がかかり、むしろ「この費用でこの整備を任せられるのなら安い」のは間違いない、とも考えています。
まだまだ今年はウラカンにお金がかかりそう
今回の金額は「見積もり」となっていて、何も問題がないという前提。
よって、ここからなにか問題があれば追加費用が発生することになりますが、今年はすでにタイヤ交換を行っており、132,000円を支出済み。
このあとには毎年頭の痛い「自動車税(5.2リッターなので高い・・・)」を支払う必要があり、その後はコーティングのメンテナンスを行う必要もあって、まだまだ支出は続くことになりそうです。