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レクサスがLC、ISの特別仕様車を発表。海外で話題になった「海苔グリーン」採用、しかしさすがに日本では「海苔」を名乗らず

投稿日:2019/09/26 更新日:

| 日本では”テレーンカーキマイカメタリック”となるようだ |

レクサスが10月1日より、LCに特別仕様車を追加する、と発表。
これは現在レクサスが掲げる思想「CRAFTED(クラフテッド)」に基づいたもので、簡単に言うとデザインや匠の技術によってもたらされる「心の豊かさ」。
レクサスは「CRAFTED」を下記のように定義しています。
そしてこのCRAFTEDは、車体の製造のみではなく、店舗での「おもてなし」、イベントによる「体験」など、あらゆる方面における”豊かさ”を指すようですね。

豊かな自然と歴史の中ではぐくまれた日本の美意識。
言葉にせずとも求めている”曖昧なもの”を察する日本ならではの感性。
そして、心ゆさぶる体験を生み出そうとする探究心で、
お客様が真に求めるものに、その人以上に思いを巡らせること。
レクサスはそれを「CRAFTED」と呼ぶ。

その走りは、どれだけドライバーの感覚を拡張させられるか。
そのデザインは、日常をどれだけ発見に満ちたものに変えられるか。
最先端のテクノロジーから匠の技まで、
ありとあらゆる方法で、レクサスは「CRAFTED」を追求する。
そこに真の「豊かさ」があると信じて。

LEXUS

なお、レクサスは2017年辺りから「ドイツ車コンプレックス」を抜け出し、独自の価値観を追求するようになったように思います。
同時に大きなブランドシフトを行っていますが、そのテーマは「和」。
つまり日本古来の価値観を取り入れて行こう、ということですね。

実際のところ、それ以降にオープンしたレクサスのショールームは大きな変貌を取り入れており、「和」テイストが盛り込まれることになっていますが、この「和」は車体デザイン、そして乗り味にも取り入れられ、具体的にはLSあたりからその味付けが変わってきた、と認識しています。

レクサスLC PATINA Elegance最大の自慢は「世界一柔らかいシート表皮」

そこで今回、レクサスはその「CRAFTED」をテーマにしたレクサスLCの特別仕様車を追加。
”PATINA Elegance(パティーナ・エレガンス)”と命名され、ボディカラーそして上質なレザーを使用した本革シートが特徴です。

そのシート素材とは「L-ANILINE(エル・アニリン)」だと紹介され、これはレクサスと米国EAGLE OTTAWA社との協業により、7年の歳月をかけて開発したもの。

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選ばれる原皮は最上位の1%だとしており、「世界の量産車の中でもっとも柔らかい」と自信を見せています。

なお、「アニリン」とは皮革の仕上げの手法の一つで、比較に顔料を含まない塗料を用いて着色する方法。
「塗る」というよりは「染み込ませる」に近いイメージですが、革の風合いがモロに出るため、均一かつ上質な革でないとこの方法は使用不可(場合によっては、高地にて、蚊に刺されないような環境で飼育した牛の皮を使用する)。

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逆に、「顔料を使用した」仕上げは「レザーシート」と言いながらも通気性が失われるまでベッタリと塗料を塗り、その塗料でもってレザーの質の低さを隠してしまうようなフィニッシュですね(俗に顔料仕上げと呼ばれる)。

よって、こういった顔料仕上げのステアリングホイールやシートは「レザー」といえども水をぶっかけて洗っても問題はない、ということになります(レザーは顔料で覆い隠されているので、シートに水が染み込むことはない)。

ただ、「アニリン」仕上げは「染める」に近いので、原皮よりも薄いカラーは再現不可。
かつ、衣類への移色といった問題もあり、こういった問題を回避するのが、アニリン仕上げと顔料仕上げとの中間の「セミアニリンレザー」。

そしてレクサスが開発した「L-Aniline」もこのセミアニリンに属するものだと思われます。

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さらに、この最高級レザーを仕上げるのが「匠=TAKUMI」の技術。
レクサスは「LS」においてステッチの間隔を狭くすることで高級感を出しているといいますが(しかし作業スピードが遅くなるので生産性が悪い)、こういったレクサスのこだわりが今回の「レクサスLCパティーナ・エレガンス」に反映されているのでしょうね。

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レクサスLC Patina Eleganceの特別装備はこうなっている

そしてレクサスLCパティーナ・エレガンスの特別装備内容としては、上記のレザーのほか、専用ステンレス製スカッフプレート、ソフトレザー採用”特別仕様車専用”ステアリングホイール、カラーヘッドアップディスプレイ、21インチ鍛造アルミホイール(ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装)。

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レクサスLC Patina Eleganceのボディカラーは3色

そしてレクサスLCパティーナ・エレガンスに用意されるボディカラーは「テレーンカーキマイカメタリック」「ソニックチタニウム」「グラファイトブラックガラスフレーク」の3色。

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テレーンカーキマイカメタリックについては、おそらく先日、北米と欧州市場専用にて、限定100台が発売された”ノリ(海苔)グリーン”と同一。
レクサスおよびトヨタは、同じボディカラーであっても、地域によって呼び方を変えることが多いようです(86やC-HRでも同様)。

価格について、「LC500h特別仕様車 “PATINA Elegance”」が14,500,000円、「LC500特別仕様車 “PATINA Elegance”」が14,000,000円という設定となっています。

ちなみに、レクサスLC PATINA Eleganceのトップページにはいきなりローン計算が表示されており、これはレクサスらしくない部分かもしれませんね。

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