
| そもそも、プレミアムサルーンにドリフトモードとは |
さて、韓国ヒュンダイの上位ブランド、「ジェネシス」は先月に新型G70を発表していますが、今回はその詳細について触れ、なんと「ドリフトモード」を備えていることが明らかに。
これは最上位モデル「スポーツ(255馬力の2リッター4気筒ターボ/373馬力のV6ターボ)」に搭載される「スポーツ+」ドライブモードに内包されるもので、これを起動するとアイドリングストップがキャンセルされるほか、オートマティック・トランスミッションにおける加速時のシフトチェンジが「可能な限り」高回転まで引っ張られるようですね。※「スポーツ」グレードを選択するとブレーキシステムがブレンボにアップグレード
さらには4WDシステムのトルク配分が後輪寄りとなって「ドリフト可能」になるとされています。
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大丈夫かヒュンダイ
なお、ヒュンダイ/ジェネシスはここ数年、品質調査においてレクサスを抜いてトップに躍り出ており、「品質に優れるブランド」としての地位を確保しています。
ただし新しく発売したG80やGV80については「走行不能になる」など重篤なリコールが相次いでおり、発売間もなく、しかも同一車種にリコールが集中。
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加えてヒュンダイの人気EV「コナ・エレクトリック」が炎上するという案件も多発して大量リコールに至っているのは記憶に新しいところ。
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しかも車内が臭くて耐えられないといったクレームが頻発する車種も出てきて、基本的な安全性や品質が疑問視される状況に発展しています。
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そんな中での「ドリフトモード」装備となると、ちゃんとドリフトアングルを維持できるのかどうかが相当に不安で、これを試した人が相次ぎ事故を起こすんじゃないかと思ったり。
新型ジェネシスG70にはこんな装備が与えられる
それはさておき、新型G70は快適装備、安全装備が充実していて、たとえばフロントウインドウやサイドウインドウには「アコースティックガラス」が採用されて静粛性を高めているほか、デジタルキー、そして「より充電が速くなった」スマートフォンチャージャーも新たに追加。

そのほかメーターには8インチサイズの液晶が採用され、インフォテイメントシステムには10.25インチのタッチスクリーン(これは先代でも採用されていた)、アンドロイドオート/アップルカープレイ対応など。
加えてブラインドスポットモニター、レーンフォローアシスト、衝突軽減ブレーキ等の安全装備/運転支援デバイスも充実しており、「スペック上の」魅力は高そうに見えます(アメリカで好まれる装備を多数持っていて、現地での顧客満足度対策だということも伺える)。
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