| しかもタイヤには微妙にキャンバー角も設けられる |
タイヤにはレター入り、この芸の細かさには驚かされる
さて、これまでにもホットウィールやトミカのカスタムを公開してきた「ジャカルタ・ダイキャスト・プロジェクト」。
今回はホットウィール製ホンダ・シビック・タイプR(FK8)に「ロケットバニー」製ワイドボディキットを装着し、なおかつフルチューン状態にカスタムしたという想定の一台を製作しています。
相変わらずその技術には驚かされるばかりですが、一連の作業を見てみましょう。
ホットウィール製ホンダ・シビック・タイプRはこうやってカスタムする
まず入手したのはこのシビック・タイプR。
シャシー裏のカシメを外して一旦分解。
しかしながら究極のシャコタンを実現するため、そしてエアロパーツ装着のためシャシーを(サンドペーパーの上に乗せて)「薄く」削ります。
ワイド&ビッグなタイヤを収めるためにホイールアーチをルーターで削って拡大。
その後は塗装を剥離し、オーバーフェンダーを成形するためにパテを盛ります。
オーバーフェンダーを削って成形するとこんな感じ。
フロントバンパー横には薄いプラ板をから切り出したカナード(エアロフリック)を装着。
なお、タイヤとホイールはこういった社外品を使用。
ここから怒涛のエアロパーツ作成が始まり、フロントやサイドアンダーに加え・・・。
トランクリッドスポイラー、シャシーマウントリアウイングまでもがフルスクラッチ。
ボンネットを開閉式とするために糸ノコでボンネットを切り離し・・・。
エンジンルーム”そのもの”も自作しています。
なお、バルクヘッドやフロントメンバー、ストラットといった車体構造までも自身で成形し、このあとはエンジンや補機類までもを作り込むことに。
さらにはロールケージまでもが自作!
いったん仮組みするとこんな感じ。
白いパーツはプラ板による自作パーツです。
その後はボディの塗装を行い、最終の仕上げを行うことに。
完成したホンダ・シビック・タイプR ロケットバニーVer.はこんな感じ
そしてこちらが完成したホンダ・シビック・タイプR ロケットバニーVer.。
ボディやリアウイング翼端、タイヤにはステッカーやレターが再現されています。
リアディフューザーにはフィンが追加されたためにマフラーを出すスペースが小さくなり、そのためパイプは3本から2本へ。
エンジンルームはこう。
ヘッドカバーが赤くペイントされています。
ホットウィール製ホンダ・シビック・タイプRをロケットバニーバージョンへとカスタムする動画はこちら
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