| さすがにこのランボルギーニ・インヴェンチブルに遭遇したら誰もが驚きを隠せないだろう |
おそらくは引渡し前の最終チェックを行っているものと思われる
さて、イタリア在住のスパイ系ユーチューバー、Varryx氏。
脱サラしてユーチューバーへと転向したという変わり種ですが、フェラーリやランボルギーニ本社付近に張り込んだり、各種イベントに顔を出すことでネタを収集しています。
そして今回、同氏が「これまでで一番驚いたかもしれない」という衝撃の一台が今回目撃されたランボルギーニのワンオフモデル、「Invencible(インヴェンチブル)」。
ランボルギーニ Invencibleはこんなクルマ
このランボルギーニ・インヴェンチブルについて、英語だと「インヴィンシブル」つまり”無敵”の名を持つクルマであり、もう一台のワンオフモデルであるAutentica(オウテンティカ)とともに公開されたワンオフモデル。※両方とも共通するデザインを持つことから、フェラーリのワンオフモデルとは異なり、顧客の要望よりはランボルギーニ主導による企画であると思われる
これら両モデルにつき購入者は明かされていないものの、もちろん「トップクラスの」ランボルギーニのコレクターに引き渡されるものと思われます。
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搭載されるエンジンはもちろん6.5リッターV12で、アヴェンタドールの生産終了後に発表されたことから「ランボルギーニ最後のV12モデル」ということになりそうですね。
ボディカラーはロッソ・エフェスト、再度シルとドアフレームにはヴィジブルカーボンファイバー、ブレーキキャリパーはロッソ・マーズ、そしてホイールはセンターロック構造にカーボンファイバー製フェアリングを備えます。
見たところ、ほぼすべての仕様については発表されたときのものを備えており、つまりは「完成状態にある」と考えて良さそうであり、最終のチェックを行っている段階なのかもしれませんね。
参考までに、「ペア」のうちもう一台であるランボルギーニ・オウテンティカもつい先日目撃されたばかりです。
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ランボルギーニはけっこう「ワンオフモデル」を作っている
なお、ランボルギーニはこれまでにもいくつかワンオフモデルを発表しうており、過去には「アヴェンタドールJ」なるスピードスターも。
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SC20といったクルマも。
なお、「SC」とはランボルギーニのモータースポーツ部門であるスクアドラコルセの略であり、つまりこれらを生産したのはスクアドラコルセ、ということに。
ただ、SC18アルストン、SC20については前ランボルギーニ社長であったステファノ・ドメニカリ氏時代に企画されたものであり、現社長の下ではワンオフモデルに対する管轄や考え方が少し変わっているかもしれません(現に、ステファン・ヴィンケルマン氏がCEOとなった後のワンオフモデルには「SC」の名が付与されていない)。
もちろん、これらは「公式に発表された一部のワンオフモデル」であり、これ以外にも複数台のワンオフモデルが存在するものと思われます。
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そのほか、ランボルギーニ本社まわりにはこんなクルマが走っている
そしてVarryx氏は今回も様々なクルマを動画に収めており、まずこちらはグレーのレヴエルト。
こちらはイエロー。
相当数のレヴエルトがすでに生産されているようですね。
ちょっと珍しい、メタリックグリーンの(ヴェルデ・ギアのような)ウルス。
ウラカンSTOも多数走行中。
なお、この「コントラストカラー」を注文すると納期が遅れるという話がありましたが、最近のスパイビデオではランボルギーニ本社周辺を多数の「コントラストカラーを持つ」ウラカンSTOが走っており、一気にコントラストカラーの生産が進んでいるのかもしれません。
そしてウラカン・テクニカも順調に生産が進んでいるもよう。
ウラカン・ステラートもやはり多数目撃されていますが、こちらはなぜか発表前のティーザー画像に登場した”オレンジカモ”が施された個体です(ティーザーキャンペーンに使用された個体そのものかもしれない)。
ウルスも(S、ペルフォルマンテともに)大量に走行中。
こちらはクールなグレー。
こういった「ソリッド、もしくはソリッドっぽいグレー」の人気はますます高まっているようですね。
ランボルギーニ・インヴェンチブルを偶然撮影してしまった動画はこちら
参照:Varryx