| こんなデザインや構造を思いつくこと自体が不思議である |
そしてこれを実際に建ててしまうところが「香港」である
さて、今回の香港旅行記第三弾は香港の新しいアイコンでもある最新の高層建築「ザ ヘンダーソン」。
これはかつて駐車場であった建築物を新しく建て替えたもので、その設計はザハ ハディド アーキテクツによるものです。
なお、ザハ ハディド自身は2016年に死去しているものの、生前に設計した建築物の多くはそのデザインが奇抜すぎたり建築費が高額になることから「アンビルト(建てることができない)の女王」とまで呼ばれており、実際に新国立競技場も”白紙撤回”がなされることで日本でも広く知られるようになったと認識しています。
一方、建築費に多額の予算を割くことが多いシンガポールや香港、中東では彼女の設計による建築が比較的多い、とも言われていますね。
香港には魅力的な建築物が多数存在する
そして香港には多数の魅力的な建築が多数存在し、こちらは「リッポーセンター」。
こちらは中国銀行。
そして同じ地域にザ ヘンダーソン。
直線を用いることが多い香港において、この「曲線」「曲面」は大変なインパクトがありますね。
たしかにこのガラスをつくるのは大変だったろうな・・・という感じ。
下の丸い部分はこう。
なお、このザ ヘンダーソンに通じる立体歩道のデザインも「ビルに合わせて」変更されており、その完璧主義のほどを伺えます。
そして近隣の遊歩道では多くの人々がカメラを構えて道路を撮影しているのですが・・・。
カメラが向かう先はこんな感じであり、一体何がこれらの人々を引き付けるのかはちょっとわからず。
香港「ザ ヘンダーソン」はこんなビルである
そこで早速ザ ヘンダーソンの中へ入ってみようと思いますが、ビルへと通じる歩道はこんな感じで、極力「直線を排除した」という雰囲気です。
ちなみに向かいにはビルとよく似たデザインの構造物を持つ公園が建設中。
右側がザ ヘンダーソンですが、側面の一部は緑にて覆われています。
こちらが入口で・・・。
このエスカレーターを使用してロビーへ。
こちらがそのロビーですが、やはり曲線と曲面が多用されていることがわかります。
こちらはエスカレーターの昇降口。
まるで列車のようなデザインですね。
上面のクリアパネルを通じてエスカレーターを確認可能。
ロビーにはソファとテーブルが置いてあり・・・。
これらもオリジナルデザインっぽい感じ。
天井はこう。
まあ「すんごいビル」といった感じでもあり、この辺り一帯はセントラル(中環)地区のひとつの見所でもある、と思います。
ちなみにですが、このザ ヘンダーソンの「トイレ」もまた素晴らしいデザインを持つと聞いていたものの、トイレは(受付に尋ねたところ)このビルのテナントの従業員に支給されるカードがないと入れないのだそう。
香港でのショート動画はこちら
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