香港ではこういったクルマが走っている。マクサスにジーカー、オーラ、MGなど中国製EVが増加中、一方でポルシェ911レストモッドの姿も

2024/12/11

｜　香港は高級車やレアカー、最新モデル、そしてスーパーカーが多数走っている　｜

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香港では「新しい技術」が比較的受け入れられやすいようだ

さて、香港へと行ってきたのでそこを走るクルマについて紹介してみたいと思います。
香港はフェラーリが「もっとも開発に時間がかかった」とするワンオフモデルを注文したオーナーが住んでいたり、ランボルギーニが本国以外で唯一博物館を（ポップアップながら）開設した地域であるという「クルマ好き文化が根底にある」地域でもありますが、テスラがかなり早い段階で（本国アメリカ以外での）販売を開始したエリアでもありますね。

つまりはクルマを愛し、そして新しい技術に対しても積極的に受け入れようとするという傾向を持つのが香港ということに。

現在、香港では電気自動車が増加中

そういったわけで現在香港では「新しい世代のクルマ」つまり電気自動車が増加していますが、とにかく多いのがテスラ。※増えすぎたためか、カスタムすることで自分のクルマをパーソナライズする傾向が年々強くなっている

そしてポルシェ・タイカンの姿も非常に多く（もはや、ほかのいずれのポルシェのモデルよりも多いかも）、マカン・エレクトリックの販売が開始されれば一気にマカンEVの姿も増えそうです。

そしてZeekr（ジーカー）に・・・。

MG。

BYDも相当な数が走行中（シールが多い）。

マクサス（MAXUS）も相当に販売台数を伸ばしており、香港へ来るたびに増えているブランドのひとつ。

なお、マクサスはほかの自動車メーカー/ブランドとは異なってファッショナブルな一等地にディーラーを構えており、イメージが優れるのかもしれません。

そしてこちらはORA。

そのほかにもいくつかの中国製EVが走っている様子を見かけますが、（ORAはともかくとして）デザイン的には日本車はもう太刀打ちできないんじゃないかというレベルにまで成長しており、ここは中国の自動車メーカーが（BMWなど）欧州プレミアムカーメーカーのデザイナーを思いっきり引き抜いた成果かもしれません。

ちなみにこちらはポルシェ911レストモッド。

こういったクルマが走っているところを見ても、香港という土地の性格がわかろうというものですね。

ちなみにフェラーリの姿もチョコチョコと見かけます。

香港では魅力的なミニカーも多い

そして香港では「クルマ好き」という土地柄を反映してかミニカーも多数販売されていて、駅やフェリーターミナルの売店、新聞や雑誌を販売するスタンドなどあちこちでミニカーを見かけます。

もちろんライセンスを正式に取得したものも存在しますが、露天などで売られているものはおそらく「無許可」だと思われ、ブガッティ・ボリードやブガッティの（市販されなかった）コンセプトカー、フェラーリのワンオフモデルに加え、様々な（ピンクピッグ含む）カラーリングのポルシェ911のほか・・・。

サイバークワッドつきのテスラ・サイバートラックに「6輪カスタム」がなされたロールス・ロイスも。

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ちなみにこの「6輪」ロールスはフランスのコーチビルダーが1台のみ製造したコンセプトカーですが、香港や中国では「ネットを賑わせた改造車やレンダリング」がミニカーとなって市販される例がいくつか報告されています（バズったデジタルカスタム車の作者が、許可を与えた覚えのない自分の作品を勝手にモデルカー化され、それを見て驚いたという例がある）。