Image:Lanzante(Instagram)
| おそらくベースはマクラーレン「スピードテール」、そしてサーキット走行へと対応した改装が施されそう |
実績のあるランザンテだけにその内容には期待したい
さて、今年はマクラーレン F1 GTRがル・マン24時間レースで優勝してから30周年というメモリアルイヤーですが、そこでイギリスの「ランザンテ(Lanzante)」が特別なスーパーカーを製作していることが明らかに。
このランザンテはレーシングカーファクトリーで、当時マクラーレンF1を「(マクラーレンの依頼によって)レーシングカーにコンバートし」、その車両がル・マン24時間レースで優勝したことから絶大なマクラーレンからの信頼を勝ち得ています。
そしてその信頼をベースに、「P1 GTR」「セナ GTR」といったサーキット走行専用車を公道仕様へと「逆コンバート」することをマクラーレンから公的に許されているといった会社でもあるわけですね。
マクラーレン・スピードテールをベースにしたスペシャルモデル?
さらにランザンテはP1の「オープン化」など様々なワンオフあるいは少量生産プロジェクトを展開していて、そして今回は「新しいプロジェクト」としていくつかのスケッチを公開しているのですが、このスケッチからは3シーターレイアウトそして「センターシートレイアウト」を確認可能。
よってこの新しいクルマは「スピードテール」をベースとしている可能性が高く、これにランザンテならではのモータースポーツに関する知見が盛り込まれることとなるのかもしれません。
なお、マクラーレン・スピードテールはもともと「マクラーレンF1 GTR”ロングテール”へのオマージュとして企画されており、よってそのスピードテールをF1 GTRへと「巻き戻す」ことはある意味で「理にかなっている」のかも。
現時点ではこの新型車がどういったクルマなのかはわからないものの、スピードテールは「最高速」「ツーリング」方面のベクトルを強化したハイパーカーであって「サーキット走行」を主眼においたクルマではなく、しかしランザンテが手掛けるからには足回りやエアロパッケージがサーキット走行向けに最適化され、マクラーレン F1 GTRへのオマージュとしてふさわしい一台になることは間違いなさそうですね。
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