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【新型EV】スバル「アンチャーテッド」登場。338馬力そしてAWD、0-100km/h加速5秒以下、航続距離は最大480km

【新型EV】スバル「アンチャーテッド」登場。338馬力そしてAWD、0-100km/h加速5秒以下、航続距離は最大480km

Image:Subaru

| スバルが新型EV「アンチャーテッド」を2026年初頭に投入へ |

アンチャーテッドとは?ソルテラよりコンパクト、クロストレックよりもやや大きい

スバルはこれまでEV市場では出遅れ感が否めず、「ソルテラ」のみの展開にとどまってしましたが、しかし2026年にかけてスバルは大きくEV戦略を拡大。

先日発表された新型「トレイルシーカー」に続き、今回3番目の電動SUV「アンチャーテッド(Uncharted)」が登場します。

スバルはこの新型車を「小型でスポーティなCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)」と説明し、全長はソルテラより約18cm短く、クロストレックより3cm長いというボディサイズを持っていて、荷室容量は約707リットル(クロストレックよりも広い)、回転半径はクロストレック同等とされています。

直接的なライバルには、ヒョンデ・コナEVや起亜ニロEVが挙げられており、北米市場を意識したエントリーレベルのEVとして位置付けられているようですね。

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新型アンチャーテッドは3つのグレード構成、最上位は338馬力+AWDで0-100km/h加速5秒以下

「アンチャーテッド」は以下の3グレードにて展開される予定だといい、全グレード共通の装備として14インチの大型タッチスクリーン、ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto、デュアルワイヤレス充電パッド、リアUSB-Cポートが挙げられています。

さらに、全車に「オールウェザーパッケージ(シートヒーター、ミラーヒーター、ワイパーデアイサー)」が標準装備されている、とのこと(かなり装備が充実している)。

  • Premium FWD(前輪駆動)
    • 出力:221馬力
    • 航続距離:300マイル超(約480km)
    • 最廉価モデルで数量限定
  • Sport(AWD)
    • 出力:338馬力
    • 航続距離:290マイル(約467km)
    • X-Modeデュアルモード、グリップコントロール、ヒーター付きステアリングホイール、StarTexシートなど装備
  • GT(AWD・上位仕様)
    • パノラマムーンルーフ、ベンチレーションシート、Harman Kardonサウンド、20インチホイールなどを装備
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Image:Subaru

高速充電性能も向上、テスラNACSポート対応

アンチャーテッドでは新型ソルテラから導入された改善版急速充電技術を採用しており、150kWのDC急速充電に対応し10〜80%までの充電はおよそ30分。

74.7kWhバッテリーに加え、寒冷地向けにバッテリープリコンディショニング機能、11kWのAC普通充電対応も完備していますが、いまや北米では外せないNACSポート(テスラ規格)も装備し、テスラによって展開されるスーパーチャージャー(充電ステーション)へのアクセスも可能になっています。

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Image:Subaru

アンチャーテッドのデザインは新しさとスバルらしさの融合

「アンチャーテッド」のデザインは、ソルテラやトレイルシーカーと共通のLEDライトシグネチャーを採用しつつ、スバルらしさと現代的な印象を融合したもので、”まさに新しい世代のスバル”を表現するもの。

一方でこれまでのスバルのようなラギッドさはなく、むしろ洗練された都会的な印象すら受けますが、もしかするとスバルは「ガソリン車とEV」にてデザインを分け、EVではこういった「ちょっと未来的な」雰囲気を演出しようということなのかもしれません。

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なお、「GT」グレードではツートーンのエクステリアも選択可能だといい、リアビューは高めのベルトラインとシャープなリアエンドを特徴とし、従来の「SUVかワゴンかわからない」といった従来スバル車の印象を刷新することに。

価格は3万ドル台から?北米向け最廉価EVに

アンチャーテッドの正式な価格は2026年初頭の発売時にアナウンス予定ですが、ヒョンデ・コナEVや起亜ニロEVと同様、3万ドル前後(約450万円程度)からの価格設定になると予想されます。

ただし、現在日本政府と米国政府の間での輸入関税に関する調整も価格に影響を与える可能性がある、とも見られているようですね。

まとめ:スバルの本気が見える、新世代EV「アンチャーテッド」

「アンチャーテッド」はこれまで出遅れていたスバルのEV戦略を一気に加速させる注目モデル。

性能、航続距離、装備、価格のバランスに優れ、既存のスバルユーザーだけでなく新たなEVユーザー層にも広くアピールしそうですが、日本での展開にも注目が集まります(ただ、日本のEVの普及状況、スバルのブランディングとターゲティングからすると、日本市場にはマッチしないかも)。

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