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【狂気のカスタム】マンソリーがサイバートラックを“フェラーリFXX-K風”に魔改造、限界を突破した「Elongation Evo」を中東に投入

【狂気のカスタム】マンソリーがサイバートラックを“フェラーリFXX-K風”に魔改造、限界を突破した「Elongation Evo」を中東に投入

Image:Mansory

|  普通のサイバートラックじゃ物足りない」マンソリーが生んだ“さらなる異形” |

すでにマンソリーはサイバートラックのカスタムバージョンを発表しているが

さて、マンソリーはすでにテスラ・サイバートラックのカスタムバージョン「Elongation(イーロンゲーション)」を発表していますが、ここで終わらないのがマンソリー。

すでに常軌を逸しているといわれた「Elongation」をさらに発展させた過激極まりない「Elongation Evo(イーロンゲーション・エボ)」を発表し業界を震撼させています。

まさかの「テスラ・サイバートラック×マンソリー」。その名も”イーロンゲーション”、これだとさすがに嫌がらせを受けることはないだろう
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外装は“フル鍛造カーボン”。原型を留めぬサイバートラック

このイーロンゲーションEvoはフル鍛造カーボン外装に加え、フェラーリFXX-K風(あるいは296スペチアーレ風)ウイングを備え、26インチホイールを装着するといった、あらゆる意味で“限界を突破”した1台に仕上げられています。※レンジローバーは「ホイールサイズは24インチが限界」とコメントしたことがある

このクルマは中東市場向けに製作されたワンオフモデルとのことですが、イーロンゲーションEvoは、以前のイーロンゲーション同様、ノーズからリアにかけてすべて鍛造カーボンファイバー製のエアロキットを装着しており、テンレスボディが売りだったサイバートラックの“工業的クールさ”は完全に消え失せています。

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Image:Mansory

主な変更点は以下の通りで、すべてが“やりすぎ”ではありますが、ある意味ではマンソリーの哲学が全開といえる仕上がりですね(これくらいでないとマンソリーを選ぶ理由はないのかもしれない)。

  • 新設計のフロントフードとバンパー
  • LEDデイタイムランニングライト
  • ピラー、ウインドウ周り、ドアパネル、荷台横にカーボン装飾
  • 巨大な26インチホイール
  • ワイドフェンダー(鍛造カーボン製)

フェラーリFXX-K風ウイングをリアに装着

最も目を引くのがリアエンドで、なんとフェラーリFXX-Kのようなダブル(セパレート)ウイングレットが装着されており、見た目のインパクトは絶大です。

もちろん、FXX-Kのような空力的効果は期待できないばかりか、逆効果の可能性すらあるとも指摘されていますが、どのみち空力効果を(プラスにせよマイナスにせよ)発生させる速度域で走行する機会はほぼないものと思われ、「最大限の視覚的効果を得ることができたならば」それでOKなのかもしれません。

加えて、大型ディフューザーと発光式「Mansory」バッジもリアに装備され、「誰が手がけたのか」を明確に主張しています。

インテリアはブラック×ホワイト×イエローの派手仕様

内装に関しては、以前のイーロンゲーションとほぼ同様で、ブラック、ホワイト、イエローの3色を基調とし、スポーティかつ奇抜な印象にまとめられており、このセンスもまた“マンソリーらしい”といえそうですね。

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Image:Mansory

中東市場では大人気?アメリカでは「奇抜すぎる」との声も

このイーロンゲーションEvoは上述の通り中東向けとして製作されたコンプリートカーですが、「中東向け」と聞けば「ああなるほど」とそれも納得。

中東諸国では派手で唯一無二なカスタムカーが高く評価される傾向があり、よってサイバートラックのような奇抜なクルマの人気も高いとされるため、今回のイーロンゲーションEvoも現地では高い評価を獲得することとなるのかもしれません。

一方、テスラのお膝元であるアメリカでは、すでにサイバートラックの“奇抜さ”に飽きが来ており、このようなド派手なカスタムは“イタすぎる”と受け取られるケースも多いもよう(サイバートラックは発表から発売までに長い時間が空いてしまっていて、それによって視覚的に陳腐化してしまった可能性が高い)。

まとめ:サイバートラックをさらに“限界突破”させたマンソリーの執念

  • イーロンゲーションEvoは鍛造カーボン外装をフル採用
  • フェラーリFXX-K風リアウイング、26インチホイールなど刺激的すぎる外観
  • 中東市場向けに製作されたワンオフモデル
  • 性能よりもインパクト重視、賛否両論は避けられない

サイバートラックという“すでに奇抜なクルマ”に対し、ここまで手を加えられるのはマンソリーだけかもしれません。

これぞ中東マネーが生んだ“カスタムの極地”といえる1台ですね。

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参照:Mansory

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