
Image:Mansory
| BMW M5はパフォーマンスよりもその重量ばかりが話題となってしまっているが |
「速い、でも重い」新型M5に”マンソリー流”ダイエットメニュー?
BMWの新型M5(G90)は、プラグインハイブリッドとしてデビューしたものの、その車重はなんと約2.4トン。
それでも驚きのパフォーマンスを発揮するのがM5ではありますが、”あまりに重い”としてその「重量」ばかりが話題になっているのもまた事実です。
そんな重量級セダンを相手にMansory(マンソリー)が提案したのは「カーボンダイエット」。
お得意の派手なビジュアルとハイパフォーマンスを融合させたチューニングパッケージが発表され、各方面へと衝撃を与えることとなっています。
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マンソリー × BMW M5のエクステリア:とにかくカーボン、カーボン、カーボン
そしてこのチューニングパッケージの中身を見てみると、「軽量化」とは言いつつも、見た目のインパクト重視な印象を受け、”機能的な”エアロパーツかどうかはさておき、その存在感はまさに圧倒的。
- カーボン製ボンネット(ベンチレーション付き)
- 大型フロントスプリッター&インテークガーニッシュ
- サイドスカート、ミラーキャップ、サイドフィン(すべてカーボン)
- Mansoryエンブレム入りのフェンダーシールド
- リアディフューザーは超大型で存在感抜群
- トリプルエキゾースト(センター出し)
- ルーフスポイラー&リップスポイラー完備
- リフレクターにもカーボントリムを追加(まるで偽装ダクト)
さらには「軽そうな」鍛造ホイール(22インチ)も装着されています。
パワートレイン:V8ツインターボを838馬力に強化!
そして驚くべきは、マンソリーがノーマルから120馬力以上も引き上げて「850馬力」を達成していることで、これは「ハイブリッドシステムには手を付けず、4.4リッターV8ツインターボエンジンのみをパワーアップすることにより達成しています(さすがにハイブリッドシステムに手を付けることはマンソリーといえど難しかったのだと思われる)。
- ベースは4.4L V8ツインターボ + エレクトリックモーター
- マンソリーはエンジン側のみを強化
- 総出力:850PS / 1,150Nm
- エンジンカバーにもカーボン&Mansoryロゴ
現在のところシャシーや足回りの改良点は未公開で、しかしマンソリーは「今後さらに追加予定」としており、サスペンション系チューンやインテリアのアップデートも期待できそうですね。
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