｜ ポルシェはこれまでにも多数のアートカーをタイカンベースにて作成している ｜
たしかにポルシェの「新世紀」を切り開くタイカンと「アート」との相性はいいようだ
さて、グランフロント大阪にて開催されている「ポルシェ・タイカン・アートキャンバス」に行ってきたのでその様子を紹介したいと思います。
これは先日ポルシェがオンラインにて公開したタイカンのアートカーをメインに、タイカン・ターボSそしてタイカン4S・クロスツーリスモを紹介するもので、3月から4月にかけ全国3箇所にて展示が行われているもの。
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タイカン・アートカーの注目度は高かった
まずはタイカンのアートカーですが、こちらの注目度はかなり高く、多数の女性が興味を示していたのが印象的（一方、タイカン・クロスツーリスモには男性が群がっていた）。
ポルシェジャパンにによると、これはポルシェが展開する「Dreamers. On.」プログラムの一環として企画されたもので、このタイカンのアートカーについては「SHUN SUDO氏による、和を想起させる水墨画的なタッチと、アメリカングラフィティが組み合わさった活気に満ちたアートをエクステリアに施した作品」だと紹介されています。
このアートカーの制作に際しSHUN SUDO氏は実際にタイカンに試乗したといい、そのときに感じたフィーリングを車体の上に表現したそうですが、SHUN SUDO氏が好んで使用するモチーフであるボタンフラワー、そして夢を追う人々のエネルギーが視覚化されている、とのこと。
こちらがその「ボタンフラワー」。
フロントフードにもボタンフラワー。
ルーフにもボタンフラワー。
リアフェンダーには富士山のような山も。
通常のアートカーというとボディ全面にアートが描かれるものですがが、この「微妙に残された空白」が新鮮ですね。
リアエンドには「SHUN SUDO」氏のサイン。
タイカン・クロスツーリスモはポルシェの「新種」
そしてこちらはタイカン・クロスツーリスモ。
ポルシェとしてはかなり異質なコンセプトを持ったクルマであり、ワゴンということに加えてオフロード的な要素もプラスされています（オプションにてオフロードパッケージも用意される）。
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フェンダーには（ポルシェではかなり珍しい部類の）樹脂製クラッディング。
このY字スポークもポルシェとしてはけっこうレアなデザインだと思います。
ボディアンダーにはロックガード風の、しかしウイングレットのような形状も与えられたサイドステップが装着。
フロントやリアにも同様の意匠を持つパーツが装着され、アクティブでスポーティーな印象も。
ルーフにはマットシルバーのルーフレール。
ワゴンボディを採用するものの、ルーフは後方へと向けてスロープし、リアウインドウはゆるやかに傾斜するクーペスタイル。
全体的な凝縮感はかなり高く、前後フェンダーも力強く盛り上がっていて筋肉質な印象があり、サルーン版のタイカンともども、「もし911が4ドアになったらこんな感じになるだろう」というクルマだと思います。
ポルシェは過去にも「911の4ドア」、989なるコンセプトカーを制作したことがありますが、ポルシェ自身「ずっと911のサルーン版を作りたかった」とも言われており、このタイカンこそが「実は、ここ最近でポルシェが一番作りたかったクルマ」なんじゃないかと思うことも。
ちなみに会場では、これまでのポルシェのアートカーのパネル展示もあり、QRコードを読み込んでアンケートに答えることでハズレなしの景品がもらえるキャンペーンも実施中です（タイカンのカラビナやミニカーがもらえる）。
他の画像はFacebookページのアルバム「ポルシェ・タイカン」に保存中。
ポルシェ・タイカン・ソウルキャンバス（アートカー）の様子を収めた動画はこちら
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