| 現在はまだ企画段階、しかし実際に注文が入っており近日中に製作にかかることになりそうだ |
カリナンの車両代金含めた総額だと7000〜8000万円くらいは必要かも
さて、様々なクルマを本気でカスタムするドイツのオフロード系チューナー「デルタ4 x 4」。
これまでにもポルシェ911のオフロード化、そしてそしてメルセデス・ベンツGクラスをさらにエクストリームに仕上げたりしていますが、今回はなんとロールスロイス・カリナンのオフロードカスタムをリリースしています。
なお、現時点ではレンダリングにとどまるものの、実際に中東の顧客からの依頼によって製造を行うとコメントされているので、近いうちに実車にお目にかかることができるかもしれません。
さすがに中東のオーナーはワケが違う
ロールスロイス・カリナン本体を購入するというだけでも「相当なお金持ち」ということになりますが、それをカスタムするとなるともう資金は底なしなのは間違いなさそう。
ざっと見てみると前後にはオーバーフェンダー、そしてシュノーケルにルーフラック、フォグランプを装備したグリルガード、そしてもちろんビードロック付きのオフロード用ホイールにミッキートンプソン製のタイヤが装着されています。
こちらはベースとなる(ノーマルの)カリナンとカスタム後のカリナン。
ちなみにカリナンは全長5,340ミリ、全幅2,000ミリ、全高1,835ミリという巨大なボディサイズを誇り、そして今回のカスタムによってすべてのサイズが大幅にアップすることに。
なお、サスペンションは3.5インチ(80ミリ)リフトアップされることになり、このサスペンションキットのみで200万円。
そして20インチホイールとタイヤセットは200万円(サスペンションとや嫌の変更によって車高は150ミリ高くなる)、オーバーフェンダーは190万円なのだそう。
ただ、取り付けなどを含めると、この状態にカスタムするだけで2000万円以上かかるといい、カリナンの価格(4184万円〜)を考慮するとトータルではかなりのコストがかかるということになりますね(もちろんカリナンの新車購入時にも多数のオプションが装着されているはず)。
そのカスタムはあまりに本気すぎた
ルーフには頑丈なスチール製のラックが積まれ、その上にはショベル、スタック時の脱出用スロープ、ジェリカンにアディショナルランプ、そしてルーフトップテント。
ルーフトップテントが開くとこう。
テントのケースはクラシカルなレザー製ストラップにて固定され、これがなんともカリナンの雰囲気にマッチしていますね。
これまでにも様々なカリナンのカスタムが公開されてきたものの、こういった「オフロード系」は今までに例がなく、しかしこれからはポルシェ911やランボルギーニ・ウラカンにオフロードモデルが追加されそうなこともあり、全体的に「オフロードカスタム」の人気が出たりするかもしれません。
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