ポルシェが日本にて「タイカンのアートカー」展示イベントを開催！SHUN SUDO氏とのコラボにより3月〜4月にかけ東京、名古屋、大阪での展示を実施

｜ ポルシェの中でもタイカンのみは独自のプロモーションを行うことが多いようだ ｜

ポルシェはタイカンを「ミレニアル層」にアピール

ポルシェ・ジャパンが「日本においてタイカンのアートカーを展示するイベントを行う」と発表。

このアートカーはSHUN SUDO氏とのコラボレーションによって誕生したもので、「Taycan Soul Canvas（タイカンソウルキャンバス）」と題して東京・名古屋・大阪の3都市にて順次展示を行うもの。

ポルシェジャパンにによると、これは同社が展開する「Dreamers. On.」プログラムの一環として企画されたもので、タイカンのアートカーについては「SHUN SUDOの和を想起させる水墨画的なタッチと、アメリカングラフィティが組み合わさった活気に満ちたアートをエクステリアに施した作品」だと紹介されています。

実際にタイカンに試乗して感じたインスピレーションを表現

このアートカーの制作に際しSHUN SUDO氏は実際にタイカンに試乗したといい、そのときに感じたフィーリングを車体の上に表現したそうですが、SHUN SUDO氏が好んで使用するモチーフであるボタンフラワー、そして夢を追う人々のエネルギーが視覚化されているといい、同氏は下記のように語っています。

「ポルシェ＝スピード。他にはない、その速さが僕をワクワクさせてくれる。そんなポルシェが電気という新しい動力を得た。相変わらず、速い。そして相変わらず、ワクワクする。未来へと疾走するポルシェタイカンは、速くて、楽しくて、そしてやさしい。そのクルマには伝統へのリスペクト、自然や環境、地球、人間への思いなど、ポルシェが実現したい未来が詰め込まれている。そこに僕は共鳴した。未来を見せてくれるポルシェとコラボレートできたことをとても幸せに思う。」

PORSCHE

なお、今回の「タイカンソウルキャンバス」の展示スケジュールは下記の通り。

ポルシェ・タイカンにはこれまでと異なるプロモーション手法を採用

ポルシェ・タイカンはいうまでもなくポルシェ初のピュアエレクトリックカーであり、そのためポルシェはその客層についてこれまでと全く異なる人々を想定しているのか、プロモーションにおいても今までに見られない手法を採用しています。

たとえば発表時におけるスター・ウォーズとのコラボレーション、そして最近だとバック・トゥ・ザ・フューチャーとのタイアップ、そして北米では若年層を狙ったコミックの展開など。

さらに日本限定となりますが、バーチャルモデルimmaとのコラボレーションといったこれまでのポルシェにはない試みを行っており、世界的に見て現在のポルシェの顧客よりも若い年齢層（とくにミレニアル層）へのアピールを強く意識しており、そのためにサブカルチャーとの距離を近く取っているのかもしれません。

さらにタイカンには「アートカー」も多数

そしてタイカンのプロモーションにおけるもう一つの特徴は「アートカーが多い」ということ。

ポルシェとアートカーとの関連性は低くはなく、これまでにも「ジャニス・ジョプリンによるアートカー（ポルシェ356）」が存在しますが、こちらはポルシェが公式に手掛けたものではなく、あくまでもジャニス・ジョプリン側が作り上げたもの。

しかしタイカンの場合はリチャード・フィリップス氏とのコラボレーションによる「クイーン・オブ・ザ・ナイト」や・・・。

アートバトルへの協賛といった形での公式アートカーが存在しており、これらも新たなる客層の獲得を意識したがための行動なのでしょうね。

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