イタリアの名門「ボルサリーノ（Borsalino）」のハットを買う！ハットだけでもこれだけデザインや素材、形状などのバリエーションがあったとは

｜ ちなみにぼくにとっては初めてのボルサリーノ ｜

色々と調べてみると興味深いことも多く、ちょっとハットにハマってしまいそうだ

さて、ボルサリーノ（Borsalino）のハットを購入。

ちなみにぼくは帽子をかぶることが多く、しかし殆どの場合はキャップ（ベースボールキャップ）もしくはビーニー（ニット帽みたいなやつ）であり、「ハット」を被ることは非常にまれ。

というのも、たんにハットが似合うような服を着ることがないからで、しかしそれなりに興味がないわけではなかったというのもまた事実です。

なお、ぼくが「被り物」を好む理由は自分でもよくわからないのですが、なんとなく後頭部と背中を無防備にさらすと不安になるという傾向があり（もしかすると前世では後頭部を殴られたり背中から刺されて死んだのかもしれない）、たとえば夜寝ている時、うつぶせになっているとして、そのときになにか布団をかぶらないと（背中を覆っていないと）ちょっと恐ろしくなったりすることも。※病的なものではなく、自分でコントロールできる範囲なので、とくに生活に支障はない

そんなこともあって、ぼくは中学生の頃からキャップを愛用しており、さっき数えてみると所有しているキャップの数はざっと82個。

素材については綿、ウール、ポリスエルテル、その他様々で、カジュアルなものからドレッシー（だとぼくが思っているだけなのかもしれない）なもの、そしてカラーも多種多様なので、たいていの衣類、そしてTPOに合わせることができる、と考えています。

たとえばダメージジーンズにTシャツであっても、イタリア製のポロシャツにショートパンツというリゾートルックであっても、ナイキのスポーティーなジャージであっても、タトラスのシルクウールのダウンジャケットであっても、フェラーリっぽいスタイルであってもランボルギーニっぽいスタイルであってもマッチするようなラインナップを持っているわけですね。

ボルサリーノのハットはこんな感じ

そして今回購入したボルサリーノのハットについてですが、まずこれがぼくの「初」ボルサリーノ。

まずハットの購入に際して考えたのは「和風ではなく（ハットと言うと和風っぽいものも少なくない）」「パナマ帽ではなく（今回はエレガントなものを所望）」「テキサスっぽくなく（やっぱりテキサスっぽいものも多い。ステットソンなど）」そして「老人風に見えない」ということで、となるとイタリアのボルサリーノしかないだろうな、というところに落ち着いています。

なお、ボルサリーノは1857年創業という老舗企業であり、多くの著名人に愛用されることでも知られますが、映画「ボルサリーノ」や、日本だと「ルパン三世」の次元大介の愛用品としても知られています（次元大介はゼニスのクロノグラフも愛用している）。

このモデルはボルサリーノではエントリーとされる「マレンゴ」というモデルで、うさぎの毛を使用して作られたものですが、つば（ブリム）が4.5センチと短いのが特徴です。

ボルサリーノのハットは頭の部分が丸いもの、つばの折返しの角度や形状、帽体に凹みが付けられているもの、そして凹みの大きさが大きいものや小さいものなど様々ですが、今回は「そこまで凹んでない（凹みが大きいとテキサスっぽく見える）」「つばが短くコンパクト」なものを選ぶことに。※ツバが大きいと、なんとなく大げさに見えそうだったので

正直なところ実際に店頭でかぶってみると、ちょっとした違いであってもかぶったときの印象が大きく異なることには驚かされ、よって面倒でも店頭での試着をオススメしたいと思います。

ちなみにサイズが豊富なことも特徴で、55センチ〜62センチ位までが（モデルによりますが）揃っており、幅広い頭のサイズや様々な髪型に対応するのはもちろん、「頭の上にチョンと載せる」というかぶり方や、「ズッポンと深く被る」というかぶり方にも対応でき、このあたりの「着用バリエーションの豊富さ」もボルサリーノの特徴なのかもしれません。

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参照：Borsalino