>ロータス(Lotus)

ロータスが創業者の名を冠したパーソナリゼーションプログラム「ロータス・チャップマン・ビスポーク」を発表。三段階のカスタムレベルを持ち、完全なるワンオフにも対応

ロータスが創業者の名を冠したパーソナリゼーションプログラム「ロータス・チャップマン・ビスポーク」を発表。三段階のカスタムレベルを持ち、完全なるワンオフにも対応

Image:Lotus

| 現在、ロータスは驚くべき速度で変革と回復を成し遂げつつある |

伝統のある名門だけに、勢いに乗ればその復活はそう遠くはないだろう

さて、現在高級車やスーパーカーの世界においては「パーソナリゼーション」「ワンオフモデル」の人気が高まっており、ポルシェの「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」、フェラーリの「テーラーメイド」、ランボルギーニの「アドペルソナム」、アストンマーティンの「Q」、マクラーレンの「MSO」、ベントレーの「マリナー」など例をあげれば枚挙にいとまがないくらい。

こういったパーソナルオーダーの活性化については「(高級車やスーパーカーの販売台数が増加し)オーナーが他の人とは違う仕様を求めるようになったこと」が根本にあるかとは思いますが、自動車メーカー側にとっては「なによりも利益が出るから」という理由があるのだと考えられます。

ロールス・ロイスが最新ビスポークモデル「アルカディア・ドロップテイル」公開。徹底的にホワイトと自然にこだわりアルカディア=神話上の理想郷を実現
ロールス・ロイスが最新ビスポークモデル「アルカディア・ドロップテイル」公開。徹底的にホワイトと自然にこだわりアルカディア=神話上の理想郷を実現

Rolls-Royce | 構想から実現までには4年を要し、ロールス・ロイスはまず「顧客を知ること」からスタート | そしてオーナーの理想を実現するためにあらゆる手段を模索する さて、ロールス・ロイス ...

続きを見る

超高級車そしてスーパーカーメーカーは「株主や投資家がいる営利企業」なので利益を伸ばさなくてはなりませんが、台数を多く販売するために価格を下げたり一般的なモデルを投入することは(ブランド価値を下げる可能性があるので)許されず、いずれのメーカーも「お金を稼がなくてはならないが、販売台数をむやみに増やすことはできない」というジレンマを抱えています。

加えて、これらの価格帯のクルマについては「そもそも購入することができる人の数が限られている」という事実もあり、こういった状況を鑑みての”唯一の解決策”が客単価の引き上げで、そのための手段のひとつがこの「パーソナリゼーション」というわけですね。

ロータスも「パーソナリゼーション部門を新設」

そこで今回ロータスが発表したのが「パーソナリゼーション市場に参入する」。

現在ロータスは中国の吉利汽車の庇護のもと、豊富な資金を得てブランドを新たなる次元へと引き上げている最中ですが、その目標のひとつは「フェラーリ」であるとも言われます。

ロータス「高級スポーツカー市場へ参入する。フェラーリやポルシェと並んで語られた栄光を取り戻すのだ」

吉利汽車の代表がロータスについて珍しくコメント 現在ロータスは中国・吉利汽車傘下にありますが、その吉利汽車CEOがロータスについて「高級スポーツカーセグメントに参入する。ロータスのDNAを持つスポーツ ...

続きを見る

ただしロータスはフェラーリを真似るのではなく、独自の手法をもってフェラーリに迫ろうとしており、そして今回発表された戦略がロータス創業者、コーリン・チャップマンの名を冠した「ロータス・チャップマン・ビスポーク」と命名されたパーソライゼーションプログラム。

これはロータスの「標準オプション」では満足できない場合、ボディカラーやリバリー含め、ロータスの専任担当者との調整を経て独自のスペックにて仕上げることができるというもので、まずは「購入者に色やデザインの幅広い選択肢を提供する」パターンオーダーのような”オーダーメイド”、その上には「さまざまなアーティストや他のブランドとのパートナーシップを通じて作成される可能性を含めた、非常に排他的は仕様を持つ」という”コレクション”、そして最上位には「色、トリム、素材、特別なバッジなど、あなたの心が望むほとんどすべてのもの」を叶える”ワンオフ”の3段階にて構成されます。

1

ロータスによれば、このロータス・チャップマン・ビスポークの目的や展開は以下の通りで、残念なのは「当面(4月25日のスタート以降、数ヶ月の間)、中国でしかこれを利用できない」ということ。

「当社の顧客の多くは、オーダーメイドのエクスペリエンスを求めています。 その色、質感、生地、ディテールがすべてにおいて私たちのクルマにその個性が刻まれてゆくのを楽しみにしています。ロータスの物語は、ビスポークによる自動車メーカーの物語そのものです。我々の最初のクルマは、コーリン・チャップマンによって自宅で手描きされ、手作りされました。その精神は今日も私たちの中に生き続けています。

参考までに、ロータスは2022年に同様のサービス「アドバンスド・パフォーマンス」を発表しており、こちらとロータス・チャップマン・ビスポークとの棲み分けは不明です(前者はロータス発案、後者は顧客発案のカスタムということになるのかも)。

ロータスがカスタム車両やワンオフモデル、パーソナリゼーションを担当する「アドバンスド・パフォーマンス」設立!今後色々なクルマが出てきそうだ
ロータスがカスタム車両やワンオフモデル、パーソナリゼーションを担当する「アドバンスド・パフォーマンス」設立!今後色々なクルマが出てきそうだ

| やっぱりロータスは中国資本に入ってよかったということになりそうだ | 現時点で具体的に「どんなクルマが出てくるか」は明かされていない さて、このところニューモデルのティーザー画像を発表したり様々な ...

続きを見る

あわせて読みたい、ロータス関連投稿

ロータス
ロータスがエリーゼ後継、ピュアエレクトリックスポーツカーについて語る。「目標価格は95,000ドル(1400万円)、英国で開発され製造される」

| 今後、ロータスはモデルによって「中国製」「英国製」とを分けることになりそうだ | エリーゼ後継モデル「タイプ135」はロータスのイメージリーダーとしての役割も さて、ロータスは現在EVラインアップ ...

続きを見る

ロータス・エミーラ
ロータス・エミーラV6(MT)に試乗してきた。これだけ「何も気にせず」運転だけに集中できたクルマは他にない。操作系のバランスが絶妙だ

| ボクは「ドライバビリティ」という点ではポルシェに勝るクルマは存在しないと今まで信じて生きてきたが | どうやらエミーラはポルシェをも超えて「普通に運転できる」類まれな性能を持っている さて、(ロー ...

続きを見る

ロータス・エレトレを見てきた。ロータス「初」づくしなのにここまで高いレベルの完成度を誇るのは衝撃的。実車を見ると2585万円という設定も安く思えてくる【動画】
ロータス・エレトレを見てきた。ロータス「初」づくしなのにここまで高いレベルの完成度を誇るのは衝撃的。実車を見ると2585万円という設定も安く思えてくる【動画】

| まさかロータスがここまでのクオリティ、そして先進性を持つクルマを作ることができるとは | ロータス・エレトレは考えうる競合に対しても高い優位性を持っている さて、ロータス・エレトレを見てきたので画 ...

続きを見る

参照:Lotus

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ロータス(Lotus)
-, , , ,