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【アルピーヌ  A390】ポルシェ・マカンのライバル登場?フランス発EVファストバックが間もなく正式公開

【アルピーヌ  A390】ポルシェ・マカンのライバル登場?フランス発EVファストバックが間もなく正式公開

Image:ALPINE

| フランスのスポーツカーブランド「アルピーヌ」、ラインアップを大幅拡充 |

これまで「1車種しか持たなかった」アルピーヌではあるが

フランスの名門スポーツカーブランド「Alpine(アルピーヌ)」が、2025年に入って急成長。

これまでアルピーヌは軽量スポーツクーペ「A110」1車種のみを展開していましたが、今年はじめには電動ホットハッチ「A290」を市場投入し、今回は次なるモデル「A390」の正式発表を予告しています。

このA390は電動ファストバックSUVとして開発され、ポルシェ・マカンEVに真っ向から挑む意欲作でもあり、おそらくはアルピーヌ「最大の売れ筋」になるであろうと目されています。

アルピーヌ A390とは?

このアルピーヌ「A390」はヨーロッパ市場を中心に展開される予定で、コンセプトカーとしてすでにお披露目されたデザインをベースにしています。

アルピーヌによれば「日常使用にも対応しながら、A110のような本格スポーツ走行にも耐えうるモデル」だとされ、すでに発表されたコンセプトカー(下の画像)に採用されていた仕様の「約85%」がここに反映されているのだそう(反映されない15%は、ヨーク式ステアリングホイールなど、主にインテリア関係だと思われる)。

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Image:Alpine

もちろん現在は市販バージョンのA390につき未公開ではあるものの、以下の要素が採用されるであろうと見られています。

  • 大径22インチホイール(トルクベクタリング機構が視認可能)
  • 大きく張り出したフェンダーデザインの採用
  • 前後にはLEDライトバー装備(クリスタル調スタイリング)
  • A110を思わせるグリーンハウスデザイン
  • スポーツカーライクなリアスポイラー&ディフューザー搭載

トップグレードには3モーター構成が採用されると噂されており、ポルシェ・マカン ターボEVを主なライバルと想定するだけに「マカン・ターボEVと同様、あるいはそれを超えるスペック」を持つとされ、現時点ではわかっているボディサイズについても「かなり近い数字」を持つもよう。※マカン・ターボEVは0-100km/h加速3.1秒、最高出力630馬力、航続距離約463kmというスペック

アルピーヌが「2台目のEV」、A390を示唆するコンセプト「A390_β」を公開。外観の85%はこのデザインが維持されるもよう
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マカンEVとA390のサイズ比較:

モデルホイールベース全長
ポルシェ・マカンEV2,893mm4,785mm
アルピーヌA390(コンセプト)2,750mm4,615mm

まとめ:A110のスピリットを継承する電動SUVに注目

A390はアルピーヌの未来を象徴するモデルであり、軽量スポーツカーの伝統とEV技術を融合させた意欲作。

そしてアルピーヌとしては「初の電動SUV」ではありますが、アルピーヌ史上最大のヒットとなる可能性も高く、アルピーヌ完全復活の狼煙となるのかもしれません。

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参照:Alpine

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