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BMWで初めて手放し運転導入!新型M8グランクーペが2194万円にて国内発売。もっとも安価なM8、もっとも使い勝手のいいM8として人気が出そう

2020/02/04

| BMW8シリーズはこれで早くも9モデル構成に |

BMWが日本市場において「M8クランクーペ」「M8グランクーペ・コンペティション(Competition)」を発表。
BMWは2019年に新型「8シリーズ」を発表していますが、これはBMWにおけるフラッグシップ。
日本だと、シリーズ中もっとも安価な「BMW M840i グランクーペ」でも1152万円というプライスタグを掲げています。

そして驚かされるのは、BMWWがこの8シリーズを当初から「クーペ」「カブリオレ」「グランクーペ」にて展開し、さらに全モデルに「M」を追加することをあらかじめ計画し進めていたこと。

これだけの高額モデルにおいて多数のバリエーションを同時投入するのには相当なリスクが伴うと思われるものの、BMWはそれを承知で8シリーズ計画を進めてきたということになりますね(結果として当時のCEOは更迭された)。

現在8シリーズは9モデル

そして実際に8シリーズははやくも(今回のM8グランクーペ追加で)9つのバリエーションを持つに至り、そのラインアップは下記の通り。
なお、「M8グランクーペ」はM8シリーズ中もっとも安価に設定されているようです(その理由はわからない)。

・M850i xDriveクーペ(17,460,000円)
・M8(22,300,000円)
・M8コンペティション(24,330,000円)
・M850i xDriveカブリオレ(18,730,000円)
・M8カブリオレ(23,380,000円)
・M8カブリオレ コンペティション(25,410,000円)
・840i グランクーペ(11,520,000円)
・M8 グランクーペ(21,940,000円)
・M8グランクーペ コンペティション(23,970,000円)

M8 グランクーペはこんなクルマ

BMWによると、新型M8は「新型 BMW M8 グラン クーペは、BMW M 社が開発した最も革新的なエンジンである、V型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、ドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッションおよび、俊敏性と路面への力の伝達力を高次元に両立したBMW M独自の4輪駆動システムM xDriveを組合せることで、高性能エンジンのパワーを引き出し圧倒的な走行性能を実現するレーシング・モデルである」。

実際のところM8グランクーペでは600馬力、M8グランクーペ・コンペティションだと625馬力を発生することになり、これはスーパーカーにも劣らない数字なのは間違いないところ。

そしてM8グランクーペはほかのスーパーカーやスポーツカーにはない高い居住性を持ち(なんせドアは4枚)、さらには美しいスタイルを持つというおまけ付き。
最も安価な「M8」、そしてもっとも使い勝手の良いM8ということで、けっこうな人気となるかもしれませんね。

なお、M8グランクーペの全長は5,105ミリ、全幅1,945ミリ、全高1,420ミリ、車両重量は2,000キロ。
エンジンは4.4リッターV8ツインターボ、駆動方式は4WD。

高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによる最先端の運転支援システムが装備されているといい、BMWとしては初めて日本国内向けとして手放し運転機能「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備される、とのこと。

BMW M8グランクーペにはこんな限定モデルもある

なお、BMWは「M8グランクーペ」を予告するクルマとして、BMWが”我社史上もっともエキゾチックなクルマだ”と語る「コンセプトM8グランクーペ」を発表していますが、市販モデルのM8グランクーペには、この格好良いコンセプトカーを再現した世界8台のみの限定車、「M8グランクーペ・ファーストエディション 8-of-8」が存在。

ボディカラーは見る角度によって印象を変える”Salève Vert”と呼ばれる専用色で、それにゴールドのアクセントが入り、「BMWとしては過去もっとも高価なクルマ」だそう。
国内価格について発表はないものの、1台だけが入荷することが明らかにされています。

VIA:BMW

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