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メルセデスAMG GT”ブラックシリーズ”試作車が目撃に。「誰が見てもそれとわかる」という発言は本当だった

2019/04/11

どこからどう見てもこれはAMG GTブラックシリーズ

先日、2020年モデルの「AMG GTファミリー」を公開したばかりのメルセデス・ベンツ。
メルセデスAMG GTには「ブラックシリーズ」が投入されることがすでに決まっていますが、今回はそのブラックシリーズとみられるプロトタイプが目撃されています。

ちなみにAMG GTブラックシリーズらしきプロトタイプはこれまでにも何度か目撃されているものの、いずれも「ブラックシリーズかな?」くらいの変更点しか持たず、しかし今回目撃された個体は「間違いなくブラックシリーズ」。

以前にメルセデスAMGのボス、トビアス・メアースCEOが「AMG GTブラックシリーズは2019年からテスト開始。ひと目見ればすぐにそれとわかる」とコメントしていましたが、まさにそれが「現実になった」ということですね。

AMGの頂点、「ブラックシリーズ」はこれまでにも5モデルが発売済み

メルセデスAMGによるブラックシリーズは、これまでにも5台が発売されており、「AMGの頂点」とされるクルマ。
よって価格は非常に高く、メルセデスAMG GTブラックシリーズが発売されたとしても、その価格は(これまでの例から見て)5000万円を超えることになるのかも。

SLK 55 AMG Black Series(2006)世界限定120台、日本導入なし
CLK63 AMG Black Series(2008)世界限定350台、日本導入なし
C63 AMG Black Series(2012)1500万円、世界限定700台、国内50台限定
SL65 AMG Black Series(2009)4880万円、世界限定350台、国内12台限定
SLS AMG Black Series(2014) 3250万円、国内25台限定

そして今回のメルセデスAMG GTブラックシリーズですが、一見してわかるのは「幅広」。
AMG GTの一つの特徴は「ギリギリまで外に出たヘッドライト」ではありますが、今回の画像を見るにヘッドライトが内側に入っていて、つまりは「フロントフェンダーが拡大されている」ということに。※フロントフェンダー上部にもエアロフリックが装着されている

加えてほかのAMG GTとの関連性を無視した巨大はフロントスポイラー(カナードと連続している)、そしてそれを固定するためのステーも確認可能。

そしてサイドスカットルも形状が変更されていることから、フロントフェンダーそのものの形状が変更されていることもわかります。

リアから見てもその「幅広」なことを確認可能(サイドステップ形状も新しくなっている)。
そして、これまでに発売されたブラックシリーズにも過激なオーバーフェンダーが与えられており、それを考慮するとAMG GTブラックシリーズのフェンダーが拡大するのも自然な流れだと言えそうです。

リアウイング形状はAMG GT R Proとさほど変わらずとも、そのサイズがやや大きくなっているようにも(これは断定できない)。

エキゾーストパイプはAMG GT R Proではセンターであったものが「左右二本出し」となり、センター部分にはフタをはめ込んであるように見え、リアディフューザーとマフラーが干渉する部分には応急処置っぽい加工が。

これらを見るに、リアディフューザーはまだまだこれから変更される可能性があると考えられます。

VIA:CARSCOOPS

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