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メルセデスAMG Oneを注文したオーナー「重量1100kgと聞いていたのに実際は1750kg。200km/hまでの加速も5.5秒のはずが7秒。価格に見合わないクルマを買わされた」

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メルセデスAMG Oneを注文したオーナー「重量1100kgと聞いていたのに実際は1750kg。200km/hまでの加速も5.5秒のはずが7秒。価格に見合わないクルマを買わされた」

| さらには「最大の失望」とコメントし、そして高額なメンテナンス費用に不満も |

ここまで予定と異なれば、今後も他のオーナーからも苦情が噴出しそうだ

さて、メルセデス・ベンツはF1由来のパワートレインを搭載するハイパーカー「AMG One」をついに発売していますが、発表から発売までには5年の歳月を要しています。

その理由は(アイドリングが5000回転にも達する)F1のパワートレインを公道で使用するために多大なる調整を要したこと、そして環境規制をクリアするための変更を余儀なくされたこと。

なお、メルセデス・ベンツCEOであるオラ・ケレニウス氏は、「AMGのチームが”いいアイデアがあるんです。F1のエンジンを市販車に乗せたハイパーカーを作ればいい”と提案してきたとき、なぜ我々取締役はそれをOKしたんだろう。きっと酔っ払って判断力を失っていたんだろうな」とコメントしており、その開発がいかに困難であったかを示唆したことも。

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発売されたメルセデスAMG Oneは大幅にスペックが劣化

そして今回、メルセデスAMG Oneの注文を入れていたコレクターが「最も失望したクルマ」だと発言してちょっとした話題に。

その理由はスペックが大幅に劣化していることで、たとえば重量については「1100kgと聞いていたのに実際には1750kgもある」ということ、そして0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速7.0秒、最高速325km/hというスペックがあまりに「普通」なこと。

AMG One

参考までに、同じ「ハイブリッドスーパーカー」というくくりだと、フェラーリSF90ストラダーレの車体重量は1570kg、0-100km/h加速2.5秒、0-200km/h加速6.7秒、最高速は340km/h、出力は1000馬力、そして価格は(発表時)5340万円。

これがメルセデスAMG Oneだとそれぞれ1750kg、2.9秒、7.0秒、325km/h、約3億円ということになりますが、上述の通り、当初公表されていた車体重量は1100kg、そして0-200km/hの加速タイムは6秒以下(目標値は5.5秒)。

ちなみにマクラーレン765LTだと765馬力(4リッターV8ツインターボ、ノンハイブリッド)、車体重量は12290kg、0-100km/h加速は2.7秒、0-200km/h加速は7.2秒、最高速は330km/h、価格は4450万円。

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もしメルセデスAMG Oneが当初掲げた数値を達成できていればまだ問題はなかったものの、「ガソリンオンリー」のランボルギーニ・アヴェンタドールLP780-4ウルティメであっても0-100km/h加速2.8秒、最高速355km/hなので、メルセデスAMG Oneは「F1のエンジンとハイブリッドシステムを積んだがために、むしろに重く、遅く、高くなった」とも考えることが出来ます。

こういった状況を見るに、コレクターが下記のように述べているのにも納得がゆきますが、メルセデス・ベンツが顧客に対してなんらかの対応を行うのかどうかはちょっと気になるところですね。

メルセデスAMGは、その車体重量を1100kgと約束しておいて、実際に1750kgというのは冗談としか思えない。それにこの加速は何だ。5年以上待たされた挙げ句、マクラーレン765LTやフェラーリSF90ストラダーレよりも遅い車を、性能に見合わない価格で交わされたわけだ。

メルセデスAMG Oneにはさらなる問題も

そしてメルセデスAMG Oneにはもうひとつ大きな問題があり、これもやはりF1の繊細なエンジンを積んだことに起因して5000キロ走行ごとに点検を行う必要があり、5万キロごとにエンジンのオーバーホールが必要なこと(このクルマで5万キロ走る人はいないと思うが、距離を走らなくても、期間によるサービスインターバルも決められていると思われる)。

今回メルセデスAMG Oneに対して不満をぶつけたオーナー(アメリカ)によると、2年~4年毎に85万ドル(日本円で約1500万円)のサービスコストを支払う必要があり、こちらもご立腹のひとつの要因であるようですね。

AMG One

ちなみにですが、このメルセデスAMG Oneは、当初「世界中のあらゆる市場で合法に登録できる」としながらも、実際には欧州市場以外では今のところ登録できず、アメリカ市場では「合法に登録できる見込みはない(対応の予定もない)」とされており、様々な部分で当初の計画と変わってきているもよう。

ただ、その性能や維持費は別として、「F1のエンジンとハイブリッドシステムを積んでいる」という事実には変わりがなく、よってその価値については損なわれることがないとも考えています(できれば、それを担保するためにニュルブルクリンクにてブッチギリのタイムを出して欲しいものだが、アストンマーティン・ヴァルキリーには敵わないかもしれない)。

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参照:muc.collector, cuma.fndk

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