マイバッハがサングラスに続きアパレルコレクションを発表！スウエットやパーカーは5～6万円、レザージャケットは約50万円。さりげないロゴがちょっとオシャレ

｜　マイバッハはロールス・ロイスのように、なんとかして若者のハートを捉えたいのかもしれない　｜

アパレルで「マイバッハ」を表現するのはちょっと難しそう

さて、故ヴァージル・アブローとのコラボレーションなど、なにかとファッション方面へと食指を伸ばすメルセデス・マイバッハ。

その理由は不明ではありますが、おそらくはアメリカ西海岸のラッパーをターゲットとし、彼ら/彼女ら御用達ブランドとしてのポジションを獲得したいんじゃないかと考えていて、そして今回は”ファッションに敏感な若いユーザーを惹きつけることを目的として”、アイコンズ・オブ・ラグジュアリー（Icons of Luxury）と題した新しいウェアコレクションを発表しています。

今回のテーマはUnexpected Moments（予期せぬ瞬間）

この新しいコレクションはUnexpected Moments（予期せぬ瞬間）をいうテーマを持っており、このたび公開されたのはその一端にとどまるそうですが、いずれもセレブっぽいデザインを持っており、これまでに公開されたサングラス等と同じく、その一部は「一般人にとっては奇抜なデザイン」。※普通っぽいものもある

ラインナップとしてはダウンベスト、スウェットシャツ、パーカー（フーディー）、ダウンジャケット、レザージャケットといったものですが、スウエットシャツで5万円ちょっと、レザージャケットだと50万円くらいという高額な設定を持っています。

今回発表された内容を見るに、比較的カジュアルなものが多く、「マイバッハ」という重厚でビジネスエリート的なイメージとは異なりますが、マイバッハブランドからスーツやビジネス用のウエアを発売したとしても、おそらく購入する人は誰もいないと思われるので、こういったカジュアル、そして万人受けするシリーズとなっているのかもしれませんね。

ラインアップはメンズ、レディス両方が揃っていて、ユニセックス仕様となるアイテムも見られます。

胸や腕、裏地にさりげなくマイバッハロゴが用いられているものが多いようですね。

カラーとしてはグレー、ブラック、ネイビー、オレンジ、オフホワイトが多いようですが、「マイバッハといえばこの色」という固定観念がないだけに、けっこう自由な展開ができるのかもしれません。

アパレルコレクションは意外とバカにならない

なお、こういった「自動車ブランドのアパレル」というと、あまり需要がないようにも思われますが、じつはけっこう売れているといい、自動車メーカーにとっては無視できないレベルの収益があがるもよう。

先日もブガッティが（アパレルだけではありませんが）ライフスタイル事業が好調であると発表しており、「自動車メーカーと腕時計メーカーとのコラボ」同様、今後は様々な自動車メーカーから様々なスタイルにてアパレルが発売されることになるのかもしれませんね。

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