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購入したポルシェ718ケイマンに装着されるオプション装備(内装)を見てみよう

2018/08/06

| 購入したポルシェ718ケイマンにはこういった内装オプションが装着されている |

さて、ポルシェ718ケイマンに装着されているオプションにつき、ここでそれぞれの内容を紹介してみたいと思います。
ぼくのポルシェ718ケイマンはポルシェセンター北大阪さんが店頭販売用に「見込み」で発注したもの。
よって経験上の”売りやすい”人気オプションが装着されている、ということになります。

ここで、内装に装着されているオプションにはどんなものがあるかを見てみましょう。

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ポルシェエントリー&ドライブシステム:128,000円

簡単に言えば「スマートキー」。
キーを携帯した状態でドアハンドルを握る、もしくはリアバンパーのモデル名、またはフロントのポルシェ・クレスト(エンブレム)手を近づけると自動でロックが解除される、というもの。

かなり高価で賛否の分かれるオプションではありますが、ポルシェ718の場合は室内にモノを置く場所がなく、よって大きなモノだと前後トランクに入れて置くことになり、それが日常的に使用するもの(ぼくの場合だとスポーツクラブの用品がそれに当たる)だとするとけっこうこの機能は便利。
これがないとキーもしくは室内からスイッチを使用して開閉することになりますが、やっぱり「手をかざすだけ」でロック解除できるのは使い勝手がいい、と思います。

ただし、今回は「選択の余地」がなくついてきたオプションだからそう考えるのであって、自身でオプションを選べる新規発注であれば、この装着はかなり迷うかもしれません。※ポルシェ・ジャパンによる解説はこちら

サーボトロニック:48,000円

要は車速感応型パワステで、走行するスピードが低いとステアリングが「軽く」。
以外に便利といえば便利ですね。
ポルシェのスポーツモデルにおいては991/981世代からパワーステアリングが「電動」となっていて、それによって実現した装備だと言えそう。

スポーツクロノパッケージ:404,000円

すんごい高いオプションで、これによる主な変化は6つ。
まず一つ目は「ドライビングモード」の追加で、これはノーマル、スポーツ、スポーツ・プラス、インディビジュアルの4つから選択が可能。

そして2つ目はシフトプログラムの変更。
ポルシェ曰く「サーキット走行に適した」プログラムとなり、つまり「ガッツンガッツン」とくるシフトフィール(変則速度が速くなるので)、シフトタイミングがより上の回転数へと変更されるもの。

3つ目は「スポーツレスポンスボタン」ですが、これはステアリングホイール脇に「やる気ボタン」が追加され、これを押すと20秒間だけ「エンジンとトランスミッションが追い越しモードに」。
ニトロとまではゆかないものの気分が盛り上がることは確実で、メーター内にも「残り時間」がカウントダウン表示されるために視覚的満足度も得られます。

4つ目はダッシュボード上の「ストップウォッチ」。
これは周囲から見てもわかるもので、これがついていないと、ほかのポルシェ乗りから「あっ、スポーツクロノ付いてないんだ・・・」と思われる可能性があります。

5つ目はダイナミックトランスミッションマウント。
これは機能としては非常に優れたもので、エンジンとトランスミッションの可変マウントが「硬く」なるもの。
エンジン、トランスミッションについて、サーキット走行時など高回転状態で回転数が上下すると、アクセルのオンオフでその回転方向へと慣性によって「車体が持ってゆかれる」ことも。
そういった状況を廃するための装備で、地味(見た目では何もわからない)ですが効果は抜群。
いかにもポルシェらしい機能です。

6つ目は「ローンチコントロール」。
いわゆるスタートダッシュが速くなるものです。
以前はポルシェ・ジャパンのサイトにも「スポーツクロノ装着時」の0-100キロ加速タイム(ちょっとだけ速くなる)につき記載があったものの、現在は見られないようですね。

スポーツクロノパッケージを装着すると、こういった感じの変化がありますが、正直なところ普通に乗る人にとっては「まさに無用の長物」。
ぼくも981ボクスターにこれを装着していたものの、使用したのは2〜3回。
最初に使ってみて「おお!」と思った以外はあまり使うことはなく、スポーツ走行、サーキット走行を行わないとその真価を体感できない、とは思います。

ただ、オプション金額は高くとも売却時に価格が「上乗せ」される数少ないオプションの一つであり、かつ常に目に入る部分の見た目が変わる(とくにステリングホイールのスイッチはナイス)、そしてあとで欲しくなっても「後付けできない」ということもあるため、他のオプションを削ってでも装着した方がいいかもしれません。※ポルシェ・ジャパンによる解説はこちら

なお、ポルシェにてステアリングホイール開発に関わった人も「このボタン最高」というコメントを残しています。



オートエアコン:139,000円

これもやはり国産から考えると(いや、ほか輸入車と比較しても)常軌を逸した価格設定。
というか、こんなに高い車なんだからオートエアコンくらい標準装備にしてよ・・・と思ってしまいますよね。

シートヒーター:76,000円

これはまさに文字通りのシートを暖める機能。
それ以上でもそれ以下でもない、ポルシェだからといって急速に暖まるわけでもない、とくに解説のしようもないオプションですが、冬季にはやはりあると便利。

フロアマット:20,000円

これも文字通りのフロアマットで、これもポルシェだからといって高級でも特別な機能があるわけでもない、普通のマット。
ただ、あえて特徴を述べるならば「非常に軽い」。
通常、マットは裏面にラバーを使用していることが多く、そのため一般的なクルマのマットは結構重いのですが、ポルシェのマットは他メーカーに比べてかなり軽い、と認識しています(ただしランボルギーニの方がもっと軽い)。
もし「軽さ」を意識してこの仕様としているのであれば、やはりポルシェというメーカーは「とことん妥協がない」ということになりますね。
こういった「ちょっとした」ところに各自動車メーカーの考え方が現れるのだ、とぼくは思います。

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