| マカンはポルシェにとって最量販モデル |
ポルシェが新型マカンのデザインについて紹介する動画を公開。
マカンは現在のポルシェにとって「最重要車種」で、といういのも「最も売れている」モデルでもあるため。
そのためにフェイスリフト(マイナーチェンジ)においては絶対に失敗できないモデルでもあり、今回のフェイスリフトについてはかなり気を使ったのかもしれません。
今回はモデルライフ中間のリフレッシュということになるものの、現在のポルシェ各車が持つデザイン要素を反映させる必要があるものの、フェイスリフト前から大きく変えてしまうとフェイスリフト前モデルの中古市場における相場が下がってしまい、マカン全体として「マイナス」になってしまう可能性もありそう。
よって今回の変更は「微少」に止まった可能性もありますが、とにかく「思ったより変えてこなかったな」という印象ですね。
その代わり、ボディカラーで差をつけてきた(何らかの目先を変える必要がある)とも考えられ、「マイアミブルー」や「マンバグリーンメタリック」といったこれまでに無い明るめのボディカラー、「クレヨン」のような上品なボディカラーを追加したのだと思います。
テールランプの変更は外せない
やはり最も大きな変化は「3Dテールランプ」で、左右で連結したパナメーラ同様の細長いライティング。
なお、ポルシェにおける現在のモデルは718以外、すべてこの「左右で連結された、細長い」テールランプを持つことになりましたが、マカン、パナメーラ、そして911はレンズ表面に凹凸のある「3D」。
一方でカイエンは3Dテールランプの上に透明のカバーが装着されたような「フラッシュサーフェス」。
718も同様にフラッシュサーフェスを持つテールランプが与えられているものの、それらの規則性については把握できず(SUV系ががフラッシュサーフェスというわけでもない)、このあたりは謎です。
そしてフロントのライティングも変更を受け、デイタイムランニングランプもちょっと変化。
現在ポルシェのデイライトはこういった「細長」、そしてオプションを選択すると装備される「クワッドLED」の2タイプが存在。
なお、この「ルーバー内に仕込まれる」ランプを最初にポルシェが採用したのは「997世代の911ターボ」が最初であったと記憶しています。
新型マカンにはLEDライトが標準となるものの、ポルシェのヘッドライトは種類が多すぎてどれが標準なのか判別しにくいのが実情。
おそらく構造の簡素さから見るに、これが「標準ではないか」を思われます(となるとデイタイムランニングランプはヘッドライト内なのか、それともルーバー内となるのかこれまた疑問)。
こちらはおそらく「PDLS(ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム)」もしくは「PDLS+」。
動画ではランプユニットが上下左右にキョロキョロ動いていることがわかりますが、進行方向を常に照らす、というものですね。
それでは動画を見てみよう
こちらがポルシェ公式による新型マカンのデザインを解説する動画、「Design documentation: The new Macan.」。
そしてユーチューバーによる、新旧マカンの比較動画、「Old Vs New Porsche Macan ► See The Differences」。
そして新型マカンの内外装をくまなくチェックした動画、「Porsche Macan Facelift REVIEW Exterior Interior 2019」。
それにしても「マイアミブルー」のマカンはなんともナイス。