
| こういった改造をするのは「あの」ショップしか無いと考えていたら、やっぱりビシモトだった |
さて、北米にてとんでもないチューンドカーやカスタムカーばかりをリリースしているBisimoto(ビシモト)ですが、今回はポルシェ935の現代風カスタム「935モビーX」をリリースする、と発表。
もちろんこれはル・マンにて優勝を記録した「935モビーディック」へのオマージュということになり、しかしなんと「フルエレクトリック」。
3フェーズエレクトリックモーターに32kWhバッテリーを搭載するといい、ビシモトだけに恐ろしいパワー(1000馬力くらい?)を発生させることになりそうです。
ボディデザインはレンダリングアーティストが担当
なお、この935モビーXのボディデザインを担当するのはレンダリングアーティストのKhyzyl Saleem氏。
同氏は「現実にはありえない」数々のクルマをデザインすることで知られており、先日も「2090年にランボルギーニ・カウンタックが存在していたら」というレンダリングを公開したところ。
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そのデザインスタイルは多くの人を魅了し、実際に同氏のデザインしたランボルギーニ・ウラカンを現実に作ってしまったショップ、そして同氏デザインによるゴルフ用エアロキットを発売するショップも登場しています。
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エレクトリック版ポルシェ935、「モビーX」のベース車には何を?
なお、この935モビーXについては「完全なる新しいプロジェクト」とされているので、ビシモトが以前に制作した別の「エレクトリック935」とは異なり、別途新規に作成されることになりそう。

ちなみにこのエレクトリック935のベースは「実際にレースを走ったポルシェ935(レーシングカー)」だそうですが、新しく制作する935モビーXも同様なのかもしれません。

Khyzyl Saleem氏によって制作されたレンダリングを見るに、おおよそは実現可能であるようには見えますが、ブレード状のヘッドライト、そして半透明のホイールカバー等はちょっと現実性を欠く可能性もあり、これらについては何らかの調整を行うか、ヘッドライトについては「ダミー」となるのかも。

ビシモトはほかにこんなクルマも公開
そこでビシモトの制作したクルマを一部紹介したいと思いますが、こちらはスティーブ・マックィーンの乗っていたポルシェ911にインスパイアされカスタムを行った911。
見た目は「普通」に感じられ、しかしシートは「アルミ板」という超硬派マシンです。
こちらはビシモトらしい、センターシートに改造したポルシェ・ボクスター。
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こちらは1000馬力のホンダ・シビック・シャトル。
ツインターボ、850馬力のポルシェ911。
ビシモトはポルシェに対して強い思い入れがあるようですね。