ポルシェが「象徴的なボディカラー4色を」住宅用塗料メーカーとのコラボにて発売。屋内外やガレージをお気に入りのカラーに塗るのもいい

｜　いずれもボクの好きなボディカラーばかり、いつかはこれらカラーのポルシェをコンプリートしたいものだ　｜

スピードイエローは制覇済み、ルビースターとリビエラブルーからはじめたい

さて、ポルシェには象徴的なボディカラーが多数存在しますが、今回は北米限定のプロモーションとして、住宅用塗料を専門とする塗料会社、バックドロップとのコラボによる”特別なカラーコレクション”を制作し実際に発売することに。

ポルシェ・カーズ・ノースアメリカのマーケティング担当副社長、アイーシャ・コーカー氏は今回のコラボについて「個性化はポルシェの核心でもあります。カスタムメイドのタイカンであれ、自宅のオフィスであれ、私たちはすべての人にフルカラーの夢を与えることを望んでいます。そこでバックドロップと共に、私たちにとって重要な意味を持つ、鮮やかで彩度の高い色の数々を厳選しました」とコメントしています。※ポルシェはこのほかにも、アイスクリームやスニーカーなど「ボディカラーにちなんだプロモーション」を多数展開している

再現されたのはポルシェの伝説となった4色

なお、このパートナーシップは「ポルシェがスポーツカーメーカーとして歩み始めたのちの75周年記念」の一環として行われたもので、再現されたボディカラーは「ポルシェの自動車に使用されたことで、自動車界における伝説となった4色」。

最初の色は（ポルシェ創業者一族もお気に入りの）アイリッシュグリーンで、1964年に初めて登場したのち、356Cに採用され、さらには911の初期モデルに設定されたことでも知られます。※生産100万台目のポルシェ911にもこの色がペイントされている

その次に紹介するのは、1991年に911へと初めて採用された鮮やかな色合いのスピードイエロー（ぼくはこのスピードイエローのポルシェにたて続けに2台乗った）。

この豪快な色は現在ではポルシェブランドと強く、そして明確に結びついており、「住宅のカラーとしては」勇気のいる選択ではあるものの、このカラー抜きにはポルシェを語れないとも考えています。

そしてこれもポルシェらしい「ルビースター」。

この登場もやはり1991年にさかのぼり、928と944、そして911にも用いられたほか、つい最近「カスタムカラー」としていくつかのモデルでも選べるようになっていますね。

そして最後はリビエラブルー。

このボディカラーは1994年に初めて開発され、長年にわたって911、928、968モデルに採用されています。

なお、このカラーはぼくにとっても非常に印象深いもののひとつで、この鮮やかな色味に影響される形でぼくの「ブルー好き」が形成されたと言っても過言ではありません。

これらカラーを開発したバックドロップ社は「当然ながら、（オファーをもらったとき）私たちはポルシェのような象徴的なブランドと仕事をするチャンスに飛びつきました。ポルシェとのコラボレーション、特に75周年記念の年に、その豊かな歴史にインスパイアされることは、まさに夢のような仕事です」とコメント。

この塗料は1ガロンあたり75ドルで販売され、決して安くはないものの、注文者には75周年記念の限定キーホルダーがプレゼントされる、とのこと。

この塗料を用いてガレージや部屋を「お気に入りのカラー」に塗ってみるのもいいかもしれませんね。

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参照：Porsche